TinyPad v1.3
TinyPadをアップデートしました。ダウンロードはいつものGeocitiesから。
http://www.geocities.jp/yasuho68k/
アップデート内容
今回のアップデートの変更点は以下の通りです。
次のウィンドウへの切り替えを可能に (Ctrl+Tab)
メニューまたはCtrl+Tabにより、次のウィンドウへの切り替えをすることが出来ます。
全ウィンドウをclose可能に
全ウィンドウを一度にクローズすることが出来ます。
開発メモとか
作るごとにOS側のタスク管理機能が気になってしまうyasuhoがいます。:)
ユーザによるタスク管理アプリはいろいろあるのですが、やはりOS標準機能が欲しいところですね。>マイクロソフトさん
Windows Mobile的にはアプリ内にタブ切り替えで実装すべきなんでしょうけどね。作者の手抜きでこうなってしまってます。:b
感想お待ちしております
何かあればお気軽に連絡くださいー。
TinyPad v1.2
大変ごぶさたしてましたが、TinyPadをアップデートしました。ダウンロードはいつものGeocitiesから。
http://www.geocities.jp/yasuho68k/
アップデート内容
今回のアップデートの変更点は以下の通りです。
Cab installer対応
CABによるインストーラに対応しました。
折り返しをしないオプション
右端で折り返すかどうかを選択できるようになりました。
なお、設定を有効にするにはアプリを再起動する必要があります。
Font選択時のmemory leak修正
フォント選択時メモリを解放していないケースがあったので、修正しました。
開発メモとか
マルチインスタンス対応
一般的なWindows Mobileアプリではマルチインスタンス、すなわちアプリの多重起動をしないものが多いです。これはプロセス数・リソースの制限やタスク切り替え方式の問題からくるものと思うのですが、PC版Windowsの利用者からみると、まず戸惑う点ではないでしょうか。
今回はアプリ側で変則的な対応を行いました。自分ではそれほど使い勝手は悪くないと思っているのですが、いかがでしょうか。
ixiさん、コメントで要望いただき、ありがとうございました。
ES_AUTOHSCROLLについて
PC版WindowsではSetWindowLong()などでスタイルを変更するだけでいいと思ったんだけど、Windows Mobileでは変更が反映されないっぽい。
Cab作成について
最初よく分からなかったので、Google先生にお願いした(笑)以下のサイトが分かりやすかったです。
Learning a simple series of steps in Visual Studio 2005 will make deploying applications to mobile devices a no-brainer from here on out. Follow along with this project, which includes step-by-step instructions, code, and a sample .ini file.
Create Setup Files for your Windows Mobile Applications Using Visual Studio 2005
ZIPについて
従来アプリはZIPにして公開していたのだが、なんかCabのまま公開した方が便利らしいので、今回からそのようなリリース方式に。
不都合等あれば連絡下さい。
感想お待ちしております
もう2年以上ほったらかしだったんですね。どうもすいません。(_O_)
今回いろいろ修正してますので、何かあればお気軽に連絡いただけると嬉しいです。
TinyPad v1.1
W-ZERO3用のエディタソフトTinyPadをアップデートしました。ダウンロードはいつものGeocitiesから。
http://www.geocities.jp/yasuho68k/
アップデート内容
今回のアップデートの変更点は以下の通りです。
UTF-8サポート
文字コードがUTF-8のテキストファイルの編集をサポートしました。
なお、Windowsのメモ帳のような文字コードの自動判別機能はありません。ファイルの先頭にあるBOM(Byte order mark)から判断しています。なので、Windowsのメモ帳から文字コードを指定して保存したファイルを開くといった使い方になります。
ファイルの関連づけでパラメータに""が含まれているとエラーになる
ファイルの関連づけができない場合があるバグを修正しました。
"Save as..."で、拡張子がTXT以外なのに、常にTXTの拡張子がつく
ファイルの保存時、拡張子が常にTXTとなるバグを修正しました。
最後に
今回はちょっとした修正のみです。基本的な操作感はv1.0と同じなので、変更内容にメリットを感じない方はアップグレードする必要はないかもしれません。
要望やバグ情報ありましたら、どうぞお気軽に連絡下さいね。
W-ZERO3: TinyPad v1.0の注意事項について
ファイルの関連づけを使ってTinyPadを起動する場合、ファイル名の前後にあるダブルクォートは一つ以下にしてください。
○ TinyPad Read Me.txt
○ TinyPad "Read Me.txt"
× TinyPad ""Read Me.txt""
× TinyPad """Read Me.txt"""
ダブルクォートが二つ以上指定されていると、"GetFileSize: failed."というメッセージボックスが出て、ファイルを開くことが出来ません。
背景
shi-taさんより、GSFinder+でファイルの関連づけを使ってTinyPadが開けないという報告がありました(報告ありがとうございます)shi-taさんは、GSFinder+の「アプリケーションに渡すファイルパスを""で囲む」のオプションをチェックされていて、なおかつ起動パラメータに"%1"を指定されていました。
この場合、ダブルクォートは前後に二つずつ付くことになるわけですが、TinyPadはそのままファイルをオープンしようとしていたため、エラーになっていました。
これは本来アプリケーション側で考慮しなくてはならないのですが、拙作TinyPadでは考慮されていませんでした。
回避方法
TinyPadへ渡すパラメータを一つ以下にします。上記の例では「アプリケーションに渡すファイルパスを""で囲む」をオフにするか、起動パラメータにダブルクォートをつけないようにすれば大丈夫です。
将来のバージョンでは修正しますが、当面は上記方法で問題の回避をお願いします。
なんか
先日正式版をリリースしたばかりなのに、もうバグが出てしまいました。^^;
こんなソフトですが、バグや要望については可能な限り対応させていただきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
W-ZERO3: アプリ作成者がもっと増えてほしい
Windows用ソフトに比べれば、CEやWindows Mobile用ソフトはまだまだ少ないです。W-ZERO3をきっかけに、アプリやソフトウェア開発者がどんどん増えてほしいと思います。
なぜこんなのを作ったの?
先日正式バージョンをリリースしたTinyPad。このBlogをご覧の方の中には、こう思われている方がいらっしゃるかもしれません(誰も気にしてなかったりして^^;)
「なんでこんなの作ったの?W-ZERO3には最初からWordがついてるし、ネットには優秀なエディタもいっぱいあるじゃん」
正式版リリースを記念(?)して、なぜ私がこれを作ったのかを書いてみようと思います。
作ろうと思ったきっかけとか
W-ZERO3で動くプログラムを作りたかったから(笑)
W-ZERO3を買おうと思った理由の一つに自分でプログラムを作ることができるというのがあります。開発環境はもちろん、ファイルアクセスや通信ライブラリまで標準で用意されている。この手のデバイスでは、かなり自由度が高いと思います。何より、この小さなコンピュータで自分のプログラムが動くというのは、それだけでわくわくしますね。
どうせ作るなら自分がよく使うものにしたい。私がW-ZERO3で最もよく使うアプリはエディタです。Blogの記事を書いたり、メモを取ったりします。そんなわけで、まずはメモ帳を作ることにしました。
キーボードだけで操作できるエディタが欲しかった
私がW-ZERO3を買った第一の理由はフルキーボードがついているというです。もともと電車の中で文章を書きたい、PDAになって通信もしたい、という思いがありました。このデバイスはそんな私のニーズにぴったり合っていたと言えます。
PCでもそうなのですが、私はキーボードをメインで使います。マウスはもとよりカーソルキーまで手を伸ばすのが面倒な人なので、ショートカットキーを使いまくります。エディタはもちろんvi(笑)
そんなわけで、W-ZERO3でもキーボードだけで操作できるエディタが欲しいと思いました。TinyPadが目指したのは、そんなエディタです。
アプリ作成のサンプルに
これは後からつけた理由ですが、他のアプリ製作者のサンプルになるといいな、と思っています。
Windows Mobileのプログラムを作り始めて思ったのは、情報の少なさでした。多くの人がソフトウェアを作られているWindowsと比べるのは酷なことかもしれませんが、サンプルも少なくて苦労した部分もあります。クロスコンパイルしてターゲットで実行という組み込み特有の環境は、誰しも慣れているというわけではないので、開発者も少ないのでしょう。
Win32だしCだし、あまり見やすくありませんが、TinyPadはソースも公開しています。見ると分かりますが、基本はWindowsアプリと一緒です。少しでもこれからアプリを作られる方の参考になれば嬉しいなって思います。
アプリ作成者がもっと増えてほしい
TinyPadはけっして高機能なアプリではありません。すでにネット上には先人の方々が作られたCEやWindows Mobile用のエディタが数多くありますし、多くの方はそちらを選ばれるでしょう。
それでも私がこれを作ろうと思ったのは、自分自身が作りたかったというのもありますが、自分のニーズにぴったり合ったアプリがなかったからです。Windowsアプリなら多くの選択肢から自分の気に入ったものが見つけられたかもしれません。でも、CEやWindows Mobile用のソフトはまだまだ少ないです。
W-ZERO3をきっかけに一人でも多くのWindows Mobileソフト開発者が増えて、Windows並みに自作アプリ、さらには市販ソフトウェアも含めて盛り上がっていくといいな、って思います。
W-ZERO3: TinyPad v1.0(正式版)リリース
TinyPadの正式バージョンをリリースしました。ダウンロードはいつものGeocitiesから。
http://www.geocities.jp/yasuho68k/
そういえば実行イメージって、一度もこのblogに載せたことないですね。こんな感じです。
細かいところをちょこちょこいじってますが、機能的な変更はありません。
私がこれを作ることが出来たのも、多くの方々が提供されている情報やサンプル等があったからです。この場を借りて、お礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。
正式版ではありますが、引き続き、バグ・要望・コメント等ありましたら、お気軽に連絡くださいね。
W-ZERO3: TinyPad v0.4(RC版)リリース
TinyPadの新しいバージョンをリリースしました。ダウンロードはいつものGeocitiesから。
http://www.geocities.jp/yasuho68k/
当初考えていた機能がほぼ実現できたので、今回のバージョンでRC版とします。特に大きな要望等なければ、バグ修正をしたのち、正式版とする予定です。
今回の主な変更点は以下の通り。
検索と置換
検索と置換機能をサポートしました。Windowsのメモ帳とほぼ同じ感じです。
ただ、検索方向はメニューもしくはショートカットで選択するようになっています。Windowsでも、この方が使いやすいと思うんだけど。:)
Replace All(全て置換)するとUNDOできませんが、これはWindowsのメモ帳もそうなので、そのままになる予定。
ファイルの関連づけ
ファイルエクスプローラからファイルを選択するとアプリが起動する、いわゆるファイルの関連づけ機能に対応しました。
Windows Mobileのファイルエクスプローラは、この機能がありませんが、TillanosoftさんのPocketTweakや、MTodaさんのGSFinder+などを使って関連づけが出来ます。詳しくは各ソフトの説明をご覧ください。
なお、ファイルを同時にいくつも開くことは出来ません。出来ないわけではないのですが、他のアプリもそのようになっているので、同じ振る舞いになるようにしています。CEではアプリは最大32個までしか同時起動できないので、このような仕様になっているのでしょう。
先頭または最後へ移動可能
メニューまたはショートカットキーを使って、ファイルの先頭または最後へ移動出来ます。WindowsアプリのCtrl+HomeとCtrl+Endと同じです。
終わりに
自分ではほぼ満足するものになりました。軽くて、ショートカットキーが多用できるところが私好み。先輩フリーソフト作者の方々が作られたエディタに比べると、機能的には劣りますが、まあこんなものもあるということで。
引き続き、バグ・要望・コメント等ありましたら、お気軽に連絡くださいね。