プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

I Love ATOK


いつものようにPCを使っていると、いつものようにタスクトレイに Windows Update のアイコンが現れる。
「またか」とは思いながらも、Blaster みたいにある日いきなりアタックかけられるかもしれないので、アップデートすることにする。
最近ではこんな調査結果もあるらしいしね。
昔はこのアイコンが出てきても無視していたが、最近はまめにアップデートするようになった。


アップデートが終わると、次にこんな画面が現れる。
今回はOfficeもアップデートしなくちゃいけないのか。めんどいなあ。
でもなんか深刻度高いし、やっとこうかな。
ブラウザの指示に従い、アップデートを行う。


正常に再起動し、いつものようにPCを使い始める。
が、何かいつもと違う。
いつもの感覚じゃないぞ。
しばらく使っていると、その原因が判明する。


IMEマイクロソフトのものになっていたのだ。
Office Updateの過程で、デフォルトのIMEが変わってしまったらしい。
勝手にデフォルトを変更するんじゃねえ、ゴルア!!
せめて変更のダイアログぐらい出せ、ゴルア!!


コントロールパネルで変更すれば済む話とはいえ、ちょっとむかついた。
文章を入力する時に使うIMEは、キーボードと同じぐらいユーザにとって重要な要素だ。
(たぶん)慣れ親しんだ道具を何の予告もなしに取り上げられた大工さんのような感覚である。
それを勝手に変えてしまうのは、ちょっといただけない。


長年私はATOKのファンである。
マイクロソフトの提供しているIMEは使わない。


なぜATOKを使っているか。
その理由は簡単なことである。
ひらがなを入力し、変換キーを押す。
変な変換が出てきて「あーあ、しょうがないな」と思う。(たまに面白い変換もあるが)
この「あーあ」がマイクロソフトIMEに比べて、ATOKの方が格段に少ないのだ。


長年使っていて慣れているというせいもあるかもしれない。
変換後の操作やユーザインタフェースも微妙に違っているし。
個人の好みというのも多分にあるかと思う。


だが、この使っていて心地よい感覚は理屈じゃないのだ。
もしかするとアップデートされたIMEは使いよいものかもしれないけど、ぼくは使い慣れた道具を使いたいのだ。
viのように、使えば使い込むだけなじんでくる道具を使いたいのだ。


そういうわけでマイクロソフトのOffice Update担当の方々。
どうかIMEのデフォルトを変更しないでください。
Microsoft Officeはちゃんと使ってますから、許してくださいね。^^
こないだのマンガだって、PowerPointで書いたんですよ。(実話)