プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

blogを始めた理由


先日はてなダイアリー市民になった。


http://d.hatena.ne.jp/yasuho/about


市民になったらメイルか何かが来るようになるのかと思っていたが、特に何もないようだ。
キーワードを追加できるようになるということで、ちょっと楽しみにしていたのだが、ま、こんなもんですかね。
本当に追加できるのか、削除対象になってしまうのか、ちょっと心配だけど、一つ楽しみが増えたようで嬉しい。
ちょっと追加したい単語もあるしね。


さて、記念ということで(何が)今回はぼくがなぜblogを始めようと思ったかについて書いてみようと思う。


実はぼくはこれをあまり日記であるとは思っていない。
日々あったことを書くという、いわゆる「日記」のようなスタイルは苦手である。
それなのに、なぜblogを始めようと思ったのか。


それは会社のある人のメイルに貼り付けてあった以下のサイトがきっかけだった。


http://www.jinzai-bank.net/edit/view.cfm?disp=si000030802


豆蔵という会社の取締役である氏の、特に以下の言葉が印象に残っている。

今のエンジニアに重要な能力は、単にプログラミング技術だけではありません。どうやって開発するのか、また開発したものを、どのように人に説明するのかということが重要となります。つまり、ソフトウエアの開発方法や構造を説明する能力が必要とされているのです。


これはまさにぼくが仕事上、いやプライベート上でも常に感じていることなのだ。


ぼくは昔から人に説明したり、人の話を理解したりといった訓練を十分にしてきていない。
プログラムはコンピューターに説明をしなくても、ロジックが正しければ動くし、バグがあればクラッシュする。
仕様がある程度決まってさえすれば、プログラマはそれほど人と話したりする必要はない。
(なんかすげー暗い人間だな、わしって^^;;)


指示された仕様通りのものを作ってさえいればよい時期であれば、それでも大きな問題にはならなかった。
だが、最近は自分で仕様を決めて、それを人に説明することが多くなってきている。
プライベートでも、言葉足らずの中途半端な説明が、しばしば夫婦ゲンカを引き起こす原因になる。


自分にいくら知識があっても、優れたアイデアがあっても、それを人に正しく正確に説明することができなければ、何の意味もない。
そんな当たり前のことに、この歳になって気が付いた自分が恥ずかしい。


幸い会社では人に説明する、人の話を理解する、という、練習の場が増えてきている。
家でもちゃんと自分の意志を伝えるようになってきた。(夫婦ゲンカは減らないが。。)
けど、人に説明したりとか、そういう機会がそんなにいっぱいあるわけではない。
やはり普段はパソコンのモニターと話している時間が圧倒的に長い。


そんな時、最近話題になっているblogの記事を眺めているうち、ふとこれは文章の練習になるかもしれないと思った。
仕様や自分の考えをドキュメントにするのは、人に言葉で説明するのと同じぐらい大事なことである。
そこで、ウェブのおすすめblog特集から、キーワードつながりが楽しい「はてなダイアリー」を選んだ。


自分の思っていること、思ったことを文章にする。
それだけのことなのに、うまく表現するのは思ったより難しい。
人気のある、文章のじょうずなblogサイトを見て、書き方を学んでみたりする。
ネットで文章の書き方をのぞいて見たりする。


だけど自分の考え、思っていること、などをちゃんと文章にできているとは思えない。
文章の構成など、後で見返してみると恥ずかしい思いをすることが多い。
文法的にも間違っていることが多い。ATOKに「文法がおかしい」と怒られることもしばしばだ。^^;;


投稿する前にざっと見直してみる。
投稿した後も何度も直す。
それでも後で見直すと、分かりやすい説明にならない。
今度こそはと、再び記事を書いて投稿する。
その繰り返しだ。
自分がいかにこういうことをしてこなかったか、日々痛感している。


本当にこれでうまくなるのか、実はよく分からない。
けど、スポーツだって、やっていくうちにだんだんうまくなっていくから、文章だってうまくならないかな。


そんな思いでこのblogを書いています。
間違ってるところ、分かりづらいところ、冗長で無駄なところ、などなど。
ご指摘いただけると嬉しいです。


今後とも「yasuhoの隠れ家」をよろしくお願いします。