プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

Code Reading


先日amazonで "Code Reading" という本を購入した。


Code Reading―オープンソースから学ぶソフトウェア開発技法


本書でも述べられているのだが、コードを読むための本というのは今までなかったと思う。
よいプログラムの書き方を学ぶための一番よい方法は他人が書いたコードを読むことという意見には賛成である。
よいコードも悪いコードも、学習するためにはどちらもよい教材であり、コードを読んだ分量だけ経験が身に付くものだからだ。
昔から言われていることなのに、このような本が今までなかったというのはなんか不思議だな。


ちょっと高かったけど、なんかとても読みたくなって、思わず購入してしまった。
まだ最初のあたりしか読んでないので、本当にぼくが期待することが書かれているかどうかは分からないけど、面白くて夢中になって読んでいる。
序盤はアルゴリズムのいわゆる定石について書かれている。
まずは基本から押さえようということかな。


ぼくが最初にふれた「よいコード」は、UNIXの4.1BSDのソースコードだった。
シンプルで誰にも分かりやすい実装と、適度に散りばめられたコメント。
性能に対する考慮もされているが、必要以上に複雑で分かりにくいことはなく、あくまでエレガントなコーディングスタイル。
見ているだけでシステムの思想が分かりそうな、統一されたプログラム構造。
それは今でもぼくのコーディングスタイルにかなりの影響を与えている。


さて、ちょっと日記はおいといて、続きを読むとしようかな。(笑)