プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

特命リサーチ200X


特命リサーチ200X」のスペシャル版が12/19に放送されるようだ。


http://www.ntv.co.jp/FERC/200x_index.html


残念ながら今年の二月ごろに終了してしまったのだが、スペシャルとはいえ、放送されるのは嬉しい。
放送当時は毎週楽しみにしていたものだ。
これを機会にまた毎週やらないかな。


番組の概要は上記サイトを見てもらえると分かるように、超常現象や不可思議な出来事を科学的に解明していくというものだ。
ファー・イースト・リサーチ・センターという秘密組織が、クライアントから寄せられる問題を科学的に分析し、報告するという筋書きになっている。
番組末期は決死の救出劇みたいなものが多くなって、つまらなくなってしまったが。
番組が突然終了してしまったのも、そのへんが関係してるのかな。


この番組の面白さは、やはり演出の巧みさであると思う。
単純に不思議な出来事を解明していくだけだったら、ぼくはここまで見なかっただろう。
ファー・イースト・リサーチ・センター、という、いかにも怪しげな組織という設定。
メインの謎解きも、よく見ると「・・・のような可能性が考えられるのだ」などと、あいまいな言い方をしているにも関わらず、まるで大学の実験のようなプロセスで照明するという手法により、それがいかにも本当のことのように(失礼)思えてしまう。
インターネット・セクションという、身近な話題を扱う部門が存在しているというのも、F.E.R.C.があたかも本当の組織であるように思わせることに貢献しているように思える。


これを見て思うのは、「演出の重要性」である。
マーケティングの上手な会社は、自社の技術を「演出」するのが上手だ。
いかに素晴らしい技術があっても、それを上手にアピールすることができないと、売れる製品にはならない。
逆にそれほど素晴らしい技術ではなくても、表現がうまければ、とても売れたりする。


技術だけでは売れないというのは、コンピュータの歴史においても同様だ。
以前書いたように、プログラマが自分の作ったものをアピールしていく能力は、これから重要になってくると思う。
よいプログラムを書く能力だけではなく、それを人にアピールする能力も、鍛錬していきたいものだ。
もちろん宣伝だけじゃなくて、しっかりしたプログラムを作ることが大切であることは言うまでもないが。


さて、200Xスペシャルがどのような内容になるかは分からないが、ぜひぼくが一番好きだった、UMA関連調査の続報をして欲しいな。
「追って報告する」はずだったレポートは、どうなったんだー!?(笑)
ぜひ「その後」を放送して欲しい。


おまけ:


さて、UMAといえば、以下のサイトがおすすめです。


http://homepage3.nifty.com/Daiou3/


注意:
お昼休みとかには読まないように!
あまりの面白さに、仕事に復帰できなくなります。^^;;