求められるもの
先日からベータ版が公開されている、はてなブックマークを使ってみた。
...
うーむ、よく分からん。
はてなブックマークは日ごろ気になったニュースやブログ/日記の記事などを登録しておくサービスです。はてなアンテナやRSSリーダーなどで頻繁にチェックしているサイトで面白い記事、気になるニュースなどを見つけたら、そのページ(permalink)をはてなブックマークに追加するといった使い方がおすすめです。
ということなのだけど、ぼくとしては、これにいい利用価値を見いだすことができない。
(頭が悪いだけ?)
最初おすすめの記事をブックマークして、日記にも表示されるようにしてみたけど、あまり意味がない感じだったので、すぐにやめてしまった。
そもそも、キーワードは自動的に生成されるのだが、これが思ったように生成されず、しかも自分で設定できないので、ストレスがたまる。
関連を見つけたいのは、自分が欲しいキーワードなんじゃないかな。
いっそ、自分が興味あるキーワードが登録できた方が、ぼく的には便利なんだけどな。
GBAとかNDSとかOQOとかね。
そういえばリニューアル前のBlogPeopleも、登録してみたら、何をしていいかよく分からなかった。
(これも頭が悪いだけ?)
リニューアル後はインタフェースもよくなって、とりあえず使えるようにはなったけど、あまり使っていない。
もっとも、はてなにはアンテナがあるので、はてなユーザにはBlogPeopleがあまり必要ないだけかもしれないけど。
これらには、共通点があると思う。
なぜ使い方がよく分からないのかと言うと、
この機能がユーザに求められているかどうかより、「こんなことができます」「あんなことができます」というように、使い方ばかり強調している
のではないかと思うのだ。
お勧めの使い方が、その人の求めていることと一致している場合は問題ない。
だが、人によって求めることや、便利であると思うことはそれぞれ違う。
作った人がとても便利と思う機能が、人によっては必要性を感じなくても、おかしくはない。
ブログは一般的には日記ということになっているが、人によってその使い方は様々である。
- 友達と連絡を取ったり、報告したりしている人。
- 日常のメモとして使っている人。
- 気になった記事のブックマークとして使っている人。
- ぼくのように、文章の練習や自己表現の場として使っている人。
等々。。
ブログが単に「日記をつけることができる」「コメントやトラックバックで見知らぬ人と知り合う」ものだけではないことは、誰もが知っていることだ。
ブログを使おうと思った人は、もっと単純に、
- 更新が簡単である。
- 記事が自動的にアーカイブ化されていく。
- カテゴリー別に整理できる。
というところに魅力を感じた人が多いと思うのだ。
使い方のヒントを多く出すことは大切だけど、それが前面に出てはいけないと思う。
使う人がどんなことを求めているか、どんなことを不便に思っているか。
それを追求した商品やサービスだけが、将来生き残っていくのではないだろうか。
当面はてなブックマークは、よく巡回するニュースサイトなどのブックマークにして使うことにした。
ぼく的には「パソコン間で共有できる、インターネット上のブックマーク」というところが便利かな。
また使い方変わるかもしれないけどね。:b