インターネットに感謝
Yahooの「ニッポンの挑戦 インターネットの夜明け[前編]」を見る。
いやー、けっこう見応えあったわー。
全部見るのに二時間半はかかったかな。
でもNHK制作なので、演出がうまく、飽きません。
インターネット版プロジェクトXって感じ!?:)
ネットとかパソコン通信とか、けっこう昔から使ってたんだけど。
恥ずかしながら、日本のネットワークの歴史って、ほとんど知らなかった。
なんか、現在のネットワーク網って、自然発生的にできたものかと思ってたよ。
でも考えてみれば、そこには先人の努力とか熱意とか、そういうのがあるはずだよね。
ぼくがいわゆるコンピュータネットワークにふれたのって、1989年ごろだったと思う。
いや、実は1984年あたりからUNIXをやってたので、ネットワークにふれる機会はいくらでもあったはずなんだけど、当時はカーネルの移植とかに明け暮れていた気がする。
で、1989年ごろ、社内のUNIXを扱う別部署に出向していた頃に、その機会が訪れる。
別部署の人:「じゃ、その件はメイルで送っておいてください」
私:「メイルって、どうやって使うんですか?」
別部署の人:「・・・もう5年もUNIXやってる人のセリフとは思えないなあ」
なんか情けない話なんだけど、初めてネットにメイルでふれたのが、そんなきっかけで。
しょうがないでしょ。知らなかったんだからさ。:b
で、メイルを手始めにネットワークにふれていくと、コンピュータの応用範囲はこんなに広がるものかと、驚愕した。
今までマイコンやらOSやらやってきて、コンピュータを知ったつもりになっていたぼくには、かなりのカルチャーショック。
ぼくが言うまでもないけど、インターネットにしても、パソコン通信にしても、極論を言ってしまえば「人と人とのコミュニケーション」が全てなんだよね。
現在はまさに空気のようなインターネットだけど、もし通信インフラが整っていなければ、パソコンはこんなに普及しなかったはず。
ぼくはネットをずっと1ユーザとして使ってきたけど、このような環境を構築していただいた、多くの先人たちに感謝したいと思う。
ありがとう。(_O_)
後編は7/1からということで、今から楽しみ♪
ちなみに前編は6/30までなので、まだの人はお早めに。
P.S.
PDP11って、初めてみました。