プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

もう一度子供の頃のような情熱は持てるだろうか


学研から電子ブロックに続いて、マイキットも復刻されることを知る。


大人の科学シリーズ マイキット150復刻版


ていうか、amazonではもう在庫切れですか!
かなり昔のオモチャなのに、けっこうファンがいるんだね。


マイキット、懐かしいなあ。
実はマイキットと電子ブロック、どちらを買うか、悩んだんだよね。
で、結局購入したのはマイキットの方。
マイキット100を親に買ってもらいました。
ちなみにマイキット100というのは、こういう感じ。


http://www013.upp.so-net.ne.jp/pandeti/my-kit-01.html


最初はデザインのかっこいい電子ブロックを買おうと思ったんだけど、マイキットにする決め手となったのは、お店の人の一言だった。


「たしかに電子ブロックの方がデザインはいいですが、マイキットの方が自由度が高いですよ」


そういう意味ではマイキットを買って、正解だったかな。
電子ブロックはブロックという構造上、パーツの配置を考えながら回路を組まなければならない。
ある意味パズル的な楽しみもあるわけだけれど、パーツ数も多くはないので、説明書に載っている回路以外のものを作ろうとすると、すぐに部品が足りなくなる。
電子ブロックEX-150復刻版で遊んでみた時の経験談です。^^;)
まあそういうところがまたパズル的で面白いのかもしれないけどね。


その点マイキットはリード線で配線するので、自由度は電子ブロックより高い。
「ここをこうしたら、ラジオの感度がよくなるかな?」とか、試してみるのも簡単。
増やすのもリード線買ってきて追加するだけだしね。
いや、当時は小学生だったし、電子回路を理解してるわけじゃなかったけど、電子回路でいろいろ遊ぶのは楽しかったな。


まあマイキットもいい点ばかりじゃなくて、欠点もある。

  • 配線が多くなってくると、回路がなんだかよく分からなくなる。(このへんは電子ブロックの方が分かりやすい)
  • リード線が切れやすい。特に先っぽの部分は半田付けしてあるのだか、ここが根本から折れやすい。
  • 完成後は多くのリード線がはい回るので、見た目が悪い。回路を作ったままケースを閉じるのは難しい。

とはいえ、線をつなぎ合わせてラジオやブザーが出来るのはとても楽しくて、当時はよく遊んだものだ。
復刻版はこのへん改良されてるんだろうか。


そんな懐かしい思いに駆られながら、改めて復刻版マイキットの写真をながめる。
なんか昔より回路も外装もずいぶんゴージャスになってるねえ。
携帯電話も扱える回路とか、なんか今風なアレンジもされてるみたい。
いかにもメカメカしているデザインは、今見るとけっこうかっこいいかも。


でも当時のワクワク感を思い出して買っても、今遊ぶと、なーんか違うんだよな。
結局昔あんなに欲しかった電子ブロックの復刻版も、あまり遊ばなかったし。^^;
現在は当時より面白い電子オモチャがあふれてるから、このぐらいのオモチャじゃもう満足しなくなってるのかなあ。


いや、きっと変わったのは周りの環境じゃなくて、自分なんじゃないかな、って思う。
何にでも好奇心旺盛で、何時間でも熱中して機械イジリをしていたあの頃。
今は当時より面白い物がいっぱいあるはずなのに、当時ほど熱中しなくなったのは、歳を取ったせいだろうか。
なんか忙しいのを言い訳にしているような気もする。


子供時代に戻るのはムリとしても、当時のような熱意をもって真剣に遊びたいなあって思った。


さて、久々に電子ブロックで遊んでみようかな。:)