プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

リンクしていい悪いじゃなくて、愛が大事


リンクや引用という行為そのものではなく、それによるコミュニケーションを大事にすべきではないでしょうか!?

AFPBB


先日AFPBBなるサービスが開始されたことを知った。よくあるニュースサイトなんだけど、ちょっと面白い特徴があった。

「AFP BB News」で提供している写真と記事は、Actiblog サービスを利用して、自分のブログに引用注2)することができます。


同一サイト内で運用されるBlogに対してだけという条件があるけれど、Blogへのリンクや記事の引用を積極的に勧めるニュースサイトは珍しいね。

記事へのリンクや引用の議論


利用規約は各社それぞれだけど、多くのニュースサイトでは、記事の引用や転載を禁じている。リンクも許可していない所も少なくない。


ニュースサイトだけじゃなく、記事の引用やリンクを禁止している個人ウェブサイトやBlogも多く存在する。


この問題はかなり昔からあって、現在でもずっと続いている。ネットを探せば、その手の話題は多く見つかる。


WWWがリンクで接続された巨大なハイパーリンクである以上、この問題は終わらないだろうね。Blogというシステムが普及してきたおかげで、その傾向はさらに増加しているようだ。

何が大事なのかな


このBlogではリンクや引用禁止ということは一切ないです。むしろコメントやトラックバックされると、とても嬉しい。そりゃあ批判や中傷だったら凹むだろうけど、そのことでぼくが誰かを傷つけている事実に気づくのであれば、自分とは別の考えを知ることができれば、それは幸せなことなんじゃないかと思います。(幸いそのようなことはまだ経験ないけど)


ネット上に多くある引用やリンクの抗争。ぼくには正しいところは分かりません。それぞれの言い分には、個人的に協調できる部分とできない部分があります。人によって見方も違うようです。たぶん、結論は出ないのでしょう。


個人的に思うのは、これはやはり思いやりの問題ではないかと思うのです。世の中にはいろいろな考え方の人がいて、それぞれ独自の世界観を持っています。ある人にとっては奇妙に思えることでも、その人は何か考えがあってのことなのでしょう。言葉だけでそのバックグラウンドをとらえることは難しいことですよね。


ネット上で誰かが書いた文章に意見を述べる場合は、まず相手の意見を尊重した上で、自分の意見を述べる。現実社会では当たり前のことですけれど、それはそのままネットでも適用可能だと思います。


リンクや引用という行為そのものではなく、それによる相手とのコミュニケーションを大事にすべきではないでしょうか!?


自分はコミュニケーションがあまり得意ではありません。特にメイルやウェブなどでは言葉足らずから誤解されることもしばしば。でも、インターネット上でのコミュニケーションは続けたいと思います。ふだんの生活とは違う、多くの人と出会えるから。これからも、そういう出会いを大事にしていきたいですね。