プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

Let's Noteを好きな理由


Let's Noteシリーズが好きなのは、これを作った人がモバイルのことをよく理解していると感じるからです。

T4を購入!


久々にノートPCを購入!


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ずっと初代T2を使ってきたけど、さすがに3年あまり使っていると、ストレスを感じるようになってきた。バッテリーもへたってきたので、この前出たばかりのT4を購入(ミーハー:)


そんなわけで、このレビューでは主にT2との比較をしています。すでに前の機種で実装済みの機能があったら、ごめんなさい。

全体の印象


ほとんど完成されたPCですんで、見た目はそれほど変わりません。メモリを最大の1GB積んだせいか、えらく速く感じます。まあ3年たてばCPUも高速化されているでしょうけど。


100kgに耐えるというのがウリですが、予想に反してヒンジ部分が柔らかく感じました。もっとも、これはそのように作ってあるのかもしれません。モバイルPCでまず最初に劣化するのは、このヒンジの部分です。何度も動かす部分なので、柔らかく作ってあるのかな?


初代T2と比べるのは酷かもしれませんが、かなり発熱が増えたようです。ヒザの上に置いて使うのは、ちょっとつらいかもしれない。

キーボードとポインティングデバイス


基本的なデザインに大きな違いはないですが、キーストロークが柔らかめになったようです。PC98シリーズなどの柔らかめなタッチが好きな私の好みかも。


残念なのは使用頻度の高いPgUp/PgDnキーがなくなったこと。これが独立していないモバイルPCは多いですけれど、個人的には復活させて欲しいですね。私はさっそくCHOMBOさんAltIMEを使って、ふだん全く使わない漢字関係のキーをPgUp/PgDnに割り当てちゃいました。:)


FnキーとCtrlキーの入れ替えをBIOSレベルでサポートしたのは、やはり要望が多かったせいでしょうね。ただ、欲を言えば、左Ctrlだけでなく、右Ctrlとも入れ替え可能にして欲しかった。そうすれば、PgUp/PgDnが片手で出来るので。

無線LANスイッチ


これも要望が多かったせいか、無線LANを物理的にOn/Off出来るスイッチが付きました。従来もユーティリティソフトでOn/Offは出来たものの、やはり面倒だし、この操作を行う機会は以外に多い。そういう意味で、これは正解だと思います。

バッテリー


12時間動作可能な標準バッテリーに加えて、従来の標準バッテリーであった軽量バッテリーが標準で付いてきます。これはモバイラーには嬉しい。通常ならオプション扱いになるけれど、標準でつけるあたり、Panasonicのモバイルに対する配慮が伺えます。


標準バッテリーでも1,260gなので、持ち運ぶ気になります。どうしても軽さにこだわる人は軽量バッテリーで1,040gと従来機種と同じ軽さに出来るし、12時間でも心配な人は標準バッテリーも持ち歩ける。たぶんぼくは標準バッテリーだけかな。

ECOモード


これ、本来バッテリーのところに書くことなんですが、T4で一番関心した機能なので、別に書きます。


どんなノートPCでもバッテリーは消耗品です。長い間使っているとへたって使えなくなります。従来のT2もバッテリー残量が95%になるまで充電しないという、バッテリー寿命に配慮した機能があったわけですが、ECOモードはそれをさらに推し進めています。バッテリーを最大80%までしか充電しないことで、バッテリーへの負担を軽減するというものです。


T2を使っていた時は、あまり頻繁に充電しないことを心掛けていたので「残り残量95%というのを調整する機能が欲しいな」と思っていたのですが、それに加えてフル充電しないことがバッテリーにはいいのですね。初めて知りました。

どうしてレッツラーなのか


Let's Noteシリーズのヒットに影響されてか、同じようなPCが他社からも出るようになってきました。一時期絶滅の危機にあったモバイルPCが盛り上がりを見せているのは、モバイラーとして素直に嬉しいです。


以前はThinkPadファンでしたが、最近はずっとレッツラーです。他にも魅力的なモバイルPCがある中でLet's Noteに魅力を感じるのには理由があります。


それはこのPCを作っている人がモバイルする人の気持ちをよく知っていると感じるからです。ぼくがあげたT4の特徴は一見地味に見えますが、PCを持ち歩いてみると、その価値は分かると思います。


ふだんモバイルPCを持ち歩いて使う人って、そんなに多くありません。以前モバイルPCが絶滅しかかったのも、そこに理由があります。そんな状況の中、Let's Noteは利用者の声を辛抱強く聴き、製品に信念を持って作り続けた結果、多くの人に支持されたのだと思います。


これからも、よりモバイラーに魅力的な製品を作り続けてください。>Panasonic様


こんなにほめたんだから、Panasonic様、次期TシリーズではぜひPgUp/PgDnキーを復活して〜(笑)