プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

よいコードを書くために、多くのコードを読もう


優れたコードを書けるようになるには、とにかく多くのコードを読む必要があると思います。
良いコードも悪いコードも、読んだ量だけうまくなれるでしょう。

シンプルに書くことの難しさ


以前ソフトウェアはシンプルに設計されるべきであるという記事を書きました。シンプルに設計されたソフトウェアは見通しもよく、理解もやさしいので、仕様変更やバグ修正も容易になります。


でも、いざコードをシンプルに書こうと思っても、なかなか簡単には行きません。プログラミングを始めると、コードは複雑になってしまいがちです。プログラムを難しく書くのはやさしく、シンプルに書こうとすればするほど難しい。これはプログラマなら誰しも経験があるのではないでしょうか!?


プログラミングが難しいのは、それが単純なロジックの流れだけではないからです。プログラムを書く時は、ロジックはもちろん、大量のデータ構造と、オブジェクトや関数どうしの関連性、同期や排他制御、などなど、多くの知識を必要とします。大まかな設計はあるとしても、細かい部分はプログラマのセンスに任されているのが実情です。

どうすれば美しいコードが書けるのか


分かりやすく、美しいコードを書くにはどうすればいいか。そのためにはとにかく多くのソースコードを読むことが大切だと思います。


言うまでもなく、プログラミングのスキルは経験によってのみ養われます。より多くの知識を学び、体験をし、技量を上げていかなくてはなりません。プログラムの書き方を学ぶには、誰かの書いたコードを読むのが一番です。あまり上手でないコードも半面教師になりますので、読んでムダということはないです、たぶん(笑)


このBlogを読んでいただいている方々の中には、自らもBloggerという人も多いと思います。Blogを書くからには、やはり上手な文章を書いて、多くの人に訪問してもらいたいと思いますよね。


人によって、文章を書く練習の方法はいろいろあると思いますが、有名で分かりやすい文章を書くBlogを参考にする、というのもあるでしょう。どうして分かりやすいのか、面白いのか分析し、自分なりのスタイルを確立していく。そのようなことを実践している方も多いのではないでしょうか!?


プログラミングもこれと同じだと思います。優秀なプログラマのコードからは、学ぶことが多いです。分かりやすいな、美しいコードだな、と感じたら、なぜそれがいいのか分析して、自分のものにしていく。そうすれば、だんだんと美しいコードが書けるようになっていく、と信じています。

ずっと勉強


プログラミングは奥が深いです。新しいことを始めるたびに、自分の世界の狭さを実感しています。以前ENIACが誕生して60年しかたってないという話をしました。ソフトウェア技術はこれからもどんどん発達していくでしょうね。


Blogを書き始めて、自分の文章力のなさも感じています。こっちもまだまだ修業が必要。


あと何年続けていけるか分かりませんが、可能な限り努力していきたいと思います。