プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

自ら考えて失敗するということ

 皆さんは「プロコン」というイベントをご存じですか? プロコンは正式名称を「全国高等専門学校プログラミングコンテスト」と言い,全国にある高等専門学校(以下高専*1)の学生が年に一度集まって,プログラミングやソフトウエアの開発能力を競う,言わば情報系の甲子園のような大会です。

プロコン挑戦記 - 第1回 プロコンへようこそ:ITpro


面白い。内容はもちろん、引き込まれる文章だね。続きが楽しみ。


最近はまず開発手法から入るところが多いのだろうけど、こんな経験も時には必要なんじゃないかな、って思った。ミスをしないためのノウハウ、安全なコードの書き方、共同作業を円滑に進めるための手法。そういう知識はたしかに大切なことなんだけど、自ら考えて、苦労して、失敗する。そういう体験で得られた知識は「安全な」開発をしてちゃ得られないものなんじゃないかなあ。あ、また年寄りっぽい愚痴になってるよ。:)


もっとも現場は何かしら苦労するものなので、多くの人は自ら学んでいるのかも。ただ、思うのは、あまりにもチームの方針に従ってると、何かあった時、人のせいにしがちになってしまわないかなあ、ってこと。


例えば人に言われて転職して、うまくいかなかったとしたら「あの時あの言葉に耳を貸さなければ」なんて考えたりすると思うんだ。これが自分で決めたことなら、自分のどこが悪かったんだろう、って考えるんじゃないかな。どちらも納得はしないだろうけど、なるべく失敗を他人のせいにしたくはないなあ、ってyasuhoは思う。


まー、あくまで「そうなりたい」ってだけね。実際には他人のせいにしてばかり。もっと精進しまくちゃです。^^;