泳げないヤツは沈めばいい
泳げないヤツは沈めばいい
- 作者: G・パスカル・ザカリー,山岡洋一
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2009/07/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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のインプレッションを書いた後、思いだした言葉です。
要するに「自分で学べないヤツは置いていくしかない」って意味です。マイクロソフトに限らず、プログラマ、いやIT業界の人全般に言えることだと思います。
特にプログラマは
新しい技術への挑戦の連続。
- ある日大量のソースコードを渡され「こんなことが出来るようにして」と頼まれる
- ある日ハードウェアとスペックを渡され「これ用のドライバを作って」と頼まれる
- ある日(以下略)
特別なことじゃなく、そんなことが普通に起こるのがこの業界。むしろそうでないことの方が少ない。既存の技術はすぐに陳腐化し、学んでも学んでも学びきれない知識の宝庫。
そんな中で生き残っていくには、知らなかったことをどれだけ早く自分のモノに出来るかが勝負。誰かに聞くことも出来るかもしれないが、まわりに誰も詳しい人がいないことだって珍しくない。
大海に放り出されたら自分で泳ぎ方を身につけていかないといけないんだ。そうしないと沈んじゃうんだ。
しかも泳ぎ方も泳ぐ環境も様々。だからこそ基本が大事になる。学んでもいい。感覚的に理解するだけでもいい。ハードウェアやソフトウェアがどんな技術の上に成り立っていて、どんな風に実装されているか。それを理解できてないと、yasuhoみたいに毎回苦労することになっちゃう。
でも、それだから面白いんだろうな。毎回新しい泳ぎ方を覚えた嬉しさを感じるからプログラマを続けていられるんだろうな。