プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

自分の能力は売り込まないと誰も気づいてくれないのです


よくある自己啓発本のプログラマ版といった感じでしょうか。でも書かれていることの多くはプログラマなら誰もが「そうそう」と納得するはずです。


情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方

情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方

この本は


プログラミング技術を学ぶ本ではないです。プログラマが会社で開発者として生きていくための心構え集といった感じ。


ただ、著者はプログラマの気持ちをよく理解しているので、書かれていることはプログラマならいくつも思い当たるところがあるはず。なので、単なる精神論だけではなく、各章の終わりにある「今すぐ始めよう!」には説得力があります。

この本の主な対象読者は


以下のような感じです。最初のあたりに「向上心のない人は読む価値がない」といった感じのことが書いてあって、読むのやめようかと思いましたが。^^;

  • 自分の望む仕事をできていない
  • 自分が何をしたいのか分からない
  • 自分の能力を上司は理解していない
  • 機会さえあれば自分はもっと活躍できる

という人は読むと何かしらヒントを得られるかもしれないです。

まあいろいろ書いてあるんですけど


どれも自分の能力は売り込まないと誰も気づいてくれないというところに行き着くんではないかと思いますです。


黙ってたら「誰も私の真の力に気づいてくれない」んですよ。自分の力は自分自身で示さなきゃいけない。そして、そのための努力を怠ってはいけない。


そんな至極当然のことに気づかされるのがこの本なんじゃないかと思いました。