チャロDSインプレッション
通勤途中でチマチマ遊ぶこと一月あまり。ようやくチャロDSが終わりました。
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2011/01/20
- メディア: Video Game
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一年ぶりのチャロ1でしたが、やっぱり面白い!電車の中でウルウルしてしまったのはナイショです。:)
基本的にはチャロ1のストーリーをベースとした
アドベンチャーゲームなのですが、細かい描写が追加されていて、原作を知っていても楽しめます。例えばチャロが空港で迷子になるシーンの前に、翔太とのニューヨークでの思い出のシーンが入ってます。ちょっとしたサイドストーリーやサブキャラクタもいろいろ出てきますが、どれもチャロの雰囲気を損なわず楽しめるでしょう。「ヘンな犬」はちょっと?だけど、まあ楽しいから許す。:)
以前書いたように、ゲームは全てフルボイス!イベントシーンの映像は放送されたアニメがそのまま使われていて、あのチャロの雰囲気をよく表していると思いました。
特定の条件を満たすとボーナスストーリーが出現。実はまだタイトルしか見てません。そのうちゆっくり遊ぼうかな、と。
実はボーナスストーリーにはチャロ2のあのキャラクタも登場します。誰が登場するかはプレイしてのお楽しみ。:)
ゲームとしては
わりと優しめの部類に入ります。ゲームが苦手って人でも、大丈夫でしょう。記事の最後に紹介したインタビューにもありますが「ゲームオーバーがない」ので、何度もトライすれば、いつかクリアできるはず。
あまりにも簡単すぎると途中で飽きてしまうので、ところどころにクリアしないと進めないミニゲームを入れたとのこと。単なる紙芝居ではないですよ。
ただ途中ちょっと中だるみになるところがあります。まああまりにもストレートに進みすぎると「あれ?もう終わり!?」って感じになってしまうので、ある程度長くなる部分は必要かと思いますが、次回作ではぜひ改善していただきたいところです。
英語学習ソフトとしてはどうかというと
元々のチャロもそうなのですけど、記事終わりの対談にもあるように「ストーリーを楽しんで、ついでに英語も学べちゃう」ってコンセプトはDS版チャロも同じです。あまり英語学習って感じはありません。
では英語ソフトとしてはダメなのかというとそんなことはなく、フルボイスなのでヒアリングの練習には十分かと思います。あとアメリカの日常会話で使われているような表現が多いそうで、飽きずにムリなく学習できる点はチャロのいいところだと個人的には思っています。英語としてはわりと易しい部類だとは思いますが、ちょっと難しい単語もあったりするので、大体中級ぐらいがターゲットなのでしょうか。
ところで聞き流しのモードがあるのですが、直前の200語だけでなく、クリアしたパートの全セリフを聞けるモードがあればいいなと思いました。
いろいろ書きましたが
やっぱりチャロはストーリーを楽しむのが一番だと思いました。話の展開や結末は分かってるはずなのに、最後は感動してしまう。
お話ではチャロのひたむきさが多くの仲間の共感を得ていくのですが、それは登場人物(動物?)に限らず、それを見る私たちもそうなのではないでしょうか。気がつけば自分もチャロを応援している。チャロを助けてあげたくなる。そんな不思議な魅力がこの作品にはあるのだと思います。