プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

プログラミングは才能というより、興味があるかどうかじゃないか

大学でのプログラミング教育の中で、経験的に、プログラミング学習者には三種類いることが知られている。全然できない者と、かろうじてできる者と、すばらしくできる者だ。その中間はほとんど存在しない。

本の虫: 60%の人間はプログラミングの素質がない

「才能」なのかどうかは分からないが、たしかにプログラミングが「できる」人と「できない」人がいる。

プログラミングが「できる」人は、さらにプログラミングが「すごくできる」人と「できる」人に分けられる。よく言われるように「すごくできる」人は、そうでない人の何十倍も生産性が高くて、しかもそれは最初から「すごくできる」のだった。それは確かに才能と呼べるものだろうね。

これらの差がどこから来るのかは未だに分からないのだけど、感覚的には「できない」というより、興味があるかないか、といった感じだと思う。プログラミングの概念自体は難しいものではないため、たぶん何か勘違いをしているか、難しく考えているだけじゃないかな。それが理解できたとしても「ふーん、それで!?」なんて思うのであれば、たぶんその人はプログラミング自体が楽しくないんだろうね。

ぼくが最初に見たプログラミング言語はBASICだった。何も予備知識がなかったけど、なんとなく理解できた気がする。それまで常人には理解不能と思っていたことが単純なことの積み重ねであると理解できた喜びもあったのかな。そして知れば知るほど、どんどん楽しくなっていく感覚。大好きって気持ちは今も昔も変わらない。

それは誰にでもあるわけじゃなくて、たぶん好き嫌いとか、そういうものに近いんだと思うな。