やりたいと思う気持ちがあれば、きっとプログラマは続けられる
「ずっとコードを書いて稼いでいきたい!」というのは、もしかしたらものすごく贅沢な望みなのかしら、という思いにため息をつくこともありますけど、贅沢が過ぎてのたれ死んでもわたしの人生、ってとこです(←マンガのパクリ)。
プログラマで、生きている: 47歳のハローワーク
まもなく50になりますが、プログラマを続けています。私もプログラマとして生涯を閉じたいですね。「ずっとコードを書きたい!」っていう気持ちさえあれば、ひでみさんも、きっとプログラマを続けられると思いますよ。
私の場合、運にだいぶ助けられているのですが、たぶんプログラマを続けていられると思われる理由があります。それはプログラミングが大好きで、プログラムを書きたい!っていう気持ちを出しているということではないかと。普段からそのような気持ちを出していると、周りの人が助けてくれる気がします。というより、助けられている、というのが正解ですね :)
もちろんただ主張するだけでは単なるワガママで終わってしまうので、信頼してもらえるための努力は必要です。まあこれはプログラマに限りませんが。
わたしは、若いプログラマたちに、「プログラマという仕事はおもしろい」って言い続けたいし、「ちゃんとがんばっていれば60になっても70になっても続けられるよ」って言いたいです。そして、「正社員辞めたら後がないから、なにがなんでも会社にしがみつけ」なんてことは言いたくありません。
同感です。というか、現実問題としては「会社にしがみつけない」んじゃないかと思います。
ご存じのように、日本でずっとプログラマを続けていくことは厳しいです。年齢を重ねるごとに続けることは難しくなっていきます。加えて、この業界は変化が非常に早いです。数年後は今使っている技術が陳腐化していることも珍しくはありません。
でもそれは別にIT業界に限らないと思うのです。事実上終身雇用が終了している現在、民間企業で一生安心して続けられる仕事なんて存在しないんじゃないでしょうか。
仕事自体がなくなってしまうことが不可避であるならば、なくなった時にいつでも他の仕事が初められるよう、技術を磨いておく方が現実的な選択であると思います。
プログラミングが大好きで、学習意欲さえ失わなければ、必ず道はあります。好きで夢中になれるってことは、人より優れた能力を身につけられるってことです。誰もがプログラミングを楽しめるとは思いませんが、「楽しい!」って思えるなら、絶対大丈夫だよ、って若いプログラマに言ってあげたいです :)