プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

まるで自分の過去を見たような気がした

これほど衝撃を受けた本はない。

人間失格

人間失格

最初に読んだ時、子供の頃の自分を見た気がした。いや、主人公みたいにモテなかったけどさ(笑)

小さい頃の僕は自分をさらけ出すのが怖くて、虚栄心から知ったかぶりをしたり、嘘をついたりしていた。怒られるのが怖くて宿題をずっとやらなかったりした。そんな僕のことをイヤなやつだと思った人にいじめられたこともある。そこで僕はいじめられないために道化師になったんだ。

自分の内面を見ないフリして、道化で隠す。なんてイヤな子供だったんだろう。まさに人間失格(笑)

そんな僕が変わったのは自分に自信が持てるようになってから。そして見栄をはらずに自分をさらけ出せばいいんだ、って気づいてから。ぼくは他人に優しいんじゃなくて、ただ自分が傷つくのが怖かっただけなんだ、ってことに気づいてから。

もちろん今自分がいい人間になったわけじゃなくて、イヤなところもそのままなんだけど、残りの人生、後悔がないように生きたいと思う。

「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」を読み終わったら、また読み返してみよっと :)