プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

プログラマにはリスクがあるんだってさ(笑)

かなり煽ってるけど、あまり同意できないな。

 言論の自由が保障された日本国に住んでいるが、日経ソフトウエア編集部に所属している以上、なかなか言えないことが1つある。それは「安易に職業プログラマにはならない方がよい」という意見だ。

記者の眼 - プログラマを志す君に伝える「仕事が無くなるリスク」:ITpro

まず一つ目のリスクである「過小評価されるリスク」だけど、

プログラミングは“下流工程”で、プログラマは設計書に従って実装するだけの仕事。

って、それコーダーだよね!?プログラミングは、プログラマの能力のほんの一部でしかない。回避策として「Web系やゲーム系の企業」ってあるけど、未来永劫安泰な職場なんて、そもそも存在しないよ :)

あと二つ目のリスクとして「AI技術の進歩によりプログラマが必要なくなる」を挙げてるんだけど、未だに職人が手工業で作っている業界なので、まあ当分そうなることはないな。むしろ早く実現してもらって楽になりたいわ(笑)

仮にAIでプログラミングのある部分が自動化されるようになったとしても、さらに上位のソフトウェアの設計やAIソフトウェアそのものの開発があるだろうから、ソフトウェア技術者としてのプログラマが必要でなくなることはないよ、きっと :)

そもそも

「50年間も安定して続けられる職業」って、存在するの!?終身雇用はとっくの昔になくなったし、一つの業種で50年以上も繁栄し続けられたものって聞いたことない。

特にコンピュータとそれを取り巻く技術は50年どころか、5年ぐらいでガラリと変わったし、今も変わり続けてる。今主流の技術だって、5年後には新しい技術に取って代わってるよ。

この業界は常に流動的なんだ。大事なことは新しい技術にすぐに対応していける能力だと思う。いつでも、どんな技術でもすぐに対応できる技術力を持っていれば、それはリスクにならない。

同じごとを続けられなくなることがリスクなのであれば、どんな業種だってリスクになるよね :)