プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

プログラマとして普通にキャリアを積めるような業界になって欲しい

ソフトウェアエンジニアのキャリアパスが用意されていないことが最大の問題。

各所でプログラマー不足が叫ばれる昨今。にもかかわらず、企業で働くエンジニアの中には、勤め先の要請によって「開発業務(コーディング業務)」から身を引かねばならない人も少なくない。なぜ、このような矛盾が生まれるのか。エンジニアが「好きな開発」と「キャリア形成」をうまく両立させる方法はないのか?データ分析と著名人対談を通じて考える。

「コードで食っていく」は何歳まで可能か?エンジニア300人調査で見えた理想と現実 - エンジニアtype | 転職@type

もう何度もこのblogで言っているので細かいことは書かないけど、要はソフトウェア技術者として正当に評価されて、それに応じた給与をもらえるという企業が(外資系も含めて)日本には本当に少ないのですよ。

プログラマとして経験を積み、これからが楽しいところ!って思ったら「そろそろ下の面倒を見てね」なんて話が来る。従えばプログラミングは出来なくなるけど、給料は上がる。そのままプログラマを続けても給料は上がらず、下手すりゃ左遷。どうすべきかなんて明白だよね。それでもプログラミングしたい!っていうyasuhoみたいな変人しか残らない(笑)

やはりプログラマとして普通にキャリアを積めるような業界になって欲しい。単にプログラミングの仕事をしたいだけなのに、なみなみならぬ情熱と覚悟が必要なんて、業界が衰退していくだけだよ。

あと

これは蛇足だけど、つまらない作業でプログラマを疲弊させる企業多すぎ。スペックは大事だけど、大した機能じゃないのに、つまらない定型フォーマットで何十ページも仕様書を書いて承認を得なければならなかったり、自動化が困難なマクロバリバリのExcelシートをメンテナンスしたり。アジェンダの不明確な会議(それも一つや二つじゃない)に延々と付き合わされたり…

そういうことが仕事だと思っている企業が多いんだよ。支出を抑えて利益を上げるのが企業だと思うんだけど、なんか長時間労働する人がエライっていう風潮は何なんだろう。優秀な技術者ほど、時間をかけずに仕事を終わらせるもの。そういう人たちのパフォーマンスを最大限に発揮できる環境を提供すべきだと思う。

ともあれ

プログラマのことを理解し、パフォーマンスを最大限に発揮させてくれる企業が増えてほしいと切に願います。

なぜアメリカのソフトウェア企業が優秀なソフトウェアエンジニアに快適な開発環境と高額な報酬を提供しているのか。日本のソフトウェア企業におかれましては、ぜひ今一度考えて頂きたく存じます。いやマジで。

とか書いてたら、いいインタビュー記事があった。こんなblog読んでないで、こっちを読みましょう(笑)

生涯「エンジニア」として食っていくには何が必要?及川卓也氏×田中邦裕氏の答え - エンジニアtype | 転職@type