インテル8080伝説を読んだ
いしかわさんの投稿を見て「これは買わねばなるまい」と思い、購入しました :)
- 作者: 鈴木哲哉
- 出版社/メーカー: ラトルズ
- 発売日: 2017/02/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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初版のみCD-ROMが付くということだが、出版社の購入ページから直接買えばCD-ROMがもらえるみたい。
さて
その内容ですが、70-80年代のマイコン世代であれば当時の空気を感じられることは間違いない。のですが、本書の肝は8080マイコンを作る!というところにあるので、ハードウェアの知識がないとちょっとツライかも。かく言う私は電子工作のところはイマイチ分からなかったです。
とはいえ、なるべく当時のノリで作ってみようという著者の心意気は十分に伝わります。そうそう、当時のマイコンは命令サイクル数からクロックが計算できたんだよな。EPROMに焼く時はインテルHEXフォーマットを使うんだっけ。そんな当時のことを思い出すことが出来ました。
最初に触れたコンピュータが、こういった素直な設計のハードウェアだったことに今更ながら感謝です。コンピュータの学習に大きな苦はなかったものね。これが今のマイコンクラスだったら、イヤになって投げ出してしまってたかもしれない。