W-ZERO3: TinyPad v0.3
TinyPadの第3版をリリースしました。ダウンロードはいつものGeocitiesから。
http://www.geocities.jp/yasuho68k/
主な変更点は以下の通りです。
Exitメニューでプログラムを終了可能
W-ZERO3やWM5.0をお使いの方はご存じのように、各種アプリはWindowsと違って、右上のCloseボタンを押しても終了しません。どうやらそういう仕様のようです。W-ZERO3はメモリも大きいので、メモリ不足はそれほど気になりませんが、やはりアプリは使用後終了させたい人が多いのではないでしょうか。
そこで他のアプリのように、TinyPadも終了させることが出来るようにしました。MenuからExitを選べば終了します。
原理は簡単でWM_DESTROY(MFCならOnDestroy)を処理するだけです。ぜひ標準のアプリも終了できるようにしてほしいなあ。
タップ&ホールド メニュー
ウィンドウをタップし続けると開く「タップ&ホールド メニュー」をサポートしました。ウィンドウをタップし続けると、編集メニューが現れます。
このメニューの作り方は、ここに分かりやすい説明があります。
タイトルバーにファイル名を表示
ウィンドウのタイトルバーに編集中のファイル名を表示するようにしました。先頭の*マークは現在編集中で保存されていないことを示します。
選んだフォントと違うフォントが使われるバグの修正
前回選べなかったCourier Newなども選べるようになりました。LOGFONTの使い方じゃなくて、ComboBoxの使い方にミスが。バグ内容はソースを比べて見れば、分かるかと(笑)
今後とか
今後はいくつか機能追加してリリースした後、安定したら正式版にしようと考えています。
引き続き、バグ情報・要望・コメント等ありましたら、お気軽に連絡下さいね。
W-ZERO3: TinyPad v0.2
簡易メモ帳プログラムTinyPadの新しいVersionをリリースしました。いつものGeocitiesからダウンロードできます。
http://www.geocities.jp/yasuho68k/
主な変更点は以下の通りです。
フォント選択
使用するフォントが選べるようになりました。ポイントもけっこう小さいものを選べるようにしてあります。さすがに3ポイントだときついけど、それでも読めるW-ZERO3の液晶はすごいと思います。ちなみに私は7ポイントがお気に入りです。
フォント情報はTinyPad.iniに保存されます。テキストなので、これを直接いじって設定することも可能。
フォント選択ダイアログは結局自作しました。大体OKなんですけど、選んだフォントと違うフォントが使われることがあります。おそらくLOGFONTの扱いに不備があるのではないかと。現在調査中です。
キーボードショートカットの追加
Ctrl+Aなどのキーボードアクセラレータをサポート。使い方はメニューを見れば分かると思います。
Windowsのメモ帳とほとんど同じにしてありますが、違うのはページアップ・ダウン。W-ZERO3にはPageUp / PageDownキーがないので、Word Mobileでも不満に思っていました。ちょっとWindowsのインタフェースに即していませんが、使いやすくなったのではないかと。
ANSIテキストファイル対応
Windowsのメモ帳などに標準で使われているシフトJISコード、通称ANSIコードテキストに対応しました。前のバージョンではUnicodeテキストしか扱えませんでした。はい、手抜きです。すいませんでした。
ファイル保存時にANSI/Unicodeを選択することは出来ません。読み込み時と同じコードが使われます。Newで新しく作ったテキストは、常にANSIになります。
アイコン
やっぱりアイコンがないと寂しいよね。黄色いのは、ぼくのTinyに対するイメージ。いや、なんとなく。:)
アイコンを変更してEXEを同じフォルダに入れても、アイコンは元のまま。リセットしないと新しいアイコンに変わりません。キャッシュされてるってこと!?
アイコンを更新するよい方法があれば、教えていただけると嬉しいです。>All
終わりに
今回からソースも公開しました。出来はあまりよくありませんが、アプリを作られる方の参考になるかも。
バグ・要望・コメント等ありましたら、どうぞお気軽に連絡くださいね。
W-ZERO3: TinyPad v0.1
eMbedded VC++を使って、W-ZERO3で動く簡単なメモ帳を作ってみました。以下のGeocitiesのW-ZERO3からダウンロードできます。
http://www.geocities.jp/yasuho68k/
ダウンロードしたらTinyPad.exeをActiveSyncやMiniSD経由でW-ZERO3に転送し、エクスプローラ等から実行します。アンインストールはEXEを消すだけです。レジストリ等は使いません。
今までもCE用にデモっぽいアプリはいくつか作ったけど、(割と)実用っぽいアプリを書いたのは今回が初めて。なので、他のアプリと振る舞いが多少違いますが、そのへんはご勘弁を。
機能的に足りない部分は今後追加していく予定です。そのうちソースも公開する予定なので、アプリを作りたいと思っている方の参考になるかも。もっとも、MFCすら使っていない素のWin32なので、あまり見るべきところはないかな!?
とは言うものの、Windowsとそんな変わらないだろうと思ってたら、以外とそうでもありませんでした。そのへんのいきさつは後ほど書きますね。
世の中にはCE用の優れたエディタが多くありますけど、ま、こんなものもあるということで、気軽に遊んでもらえると嬉しいです。:)
コメント・要望・バグ情報等ありましたら、お気軽に連絡くださいね。