プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

プログラマノススメ


プログラマが少なくなっているという。


昔はコンピュータを扱うためにはプログラミングを学ぶ必要があった。
バブルの時代は日本国民全員がプログラマになっても、プログラムを書く人が足りなくなる、と言われたぐらいだ。
現実にはそんなことはなかったけどね。


たしかにぼくも最近はプログラムを組む機会も減ってきている。
わざわざプログラムを書かなくても、ほとんどのことは事足りる。
統計的なことは分からないけど、たしかにコンピュータを扱う人に対するプログラマの比率は減っているのだろう。


でもほんとにそうなのかな。
プログラマが減ってるわけじゃなくて、それ以上にコンピュータを使う人間の数が増えているだけじゃないのかな。
根拠はないけど、そんなふうに思っている。
だって、プログラム作るのって、コンピュータを使うより何倍も楽しいもの。


どんな人がプログラムを作ることを楽しいと感じるか。
ぼくが思うに、それはパズルが好きな人なんじゃないかと思う。
何かの問題があって、それをコンピュータに解かせるための指示書。それがプログラム。
プログラマは自分が問題を解くんじゃなくて、コンピュータにそれを指示する。
自分がパズルを解くわけじゃないけど、それはパズルを解いている感覚に近い気がする。


実はプログラムを組み以上に楽しいのがデバッグだ。
ロジックを考えて作ったプログラムが一発で動くことはまずない。
ちゃんと作ったはずなのに、どこが間違っているんだろう。
原因はこれだろうか、あれだろうか、いろいろと試行錯誤を繰り返し、その問題が何か分かった時の喜び。
それは何時間も一生懸命考えたパズルの答えが分かった時の喜びと同じだ。


書店にあれだけパズルの本が並んでるんだから、プログラミングの魅力にハマった人だって、いっぱいいると思うんだ。
窓の森やベクターなんかを見ると、プログラム書いてる人を多く見つけることができる。
アプリケーションだって、プログラムを書く人がいなければ出来ないしね。
Linuxの影響でソースコードを見る人も増えているんじゃないだろうか。


ぼくは今GBAにハマってるけど、どんな環境でもプログラム作りは楽しいものだ。
これを見てプログラムを書く人が増えてくれると嬉しい。
パズルが好きな人も、そうでない人も、一度プログラミングにふれてみて欲しいな。
楽しいよ、きっと!