あなたはプログラミングがどのぐらい好きですか？

Q：　マネジャーになんかなりたくない。プログラミング一筋で生きていきたい。：ITpro

　日本では，「『成功』というのは管理職として出世することだ」とする保守的な考え方がまだ主流です。あなたはどうですか？同僚や後輩が組織のなかで出世しても，あなたは悔しくないですか？
　悔しくなければ，それで結構。やはり悔しいのでしたら，まだ日本的な成功に未練があるということです。「どうせ自分は出世しないから」と感じるなら，「生涯プログラマ」という考え方は逃避かもしれません。

プログラマとしてずっとやっていきたいという人であれば、出世より自分の好きな仕事をしたいと考える人のような気がするのですが、まあ人にはいろいろあるでしょうね。

ちなみに私はプログラマが続けられそうもなくなったので転職したクチです。前の会社はわりと大きな企業だったのですが、そういうところだと年功序列というか、長く勤めていると本人の意向に関係なくマネージメント的な仕事になっていきます。今はどうか分かりませんが。

そりゃあ収入は少ないより多い方がいいに決まってますが、それよりも自分のやれることを優先したい人です。例え給料が高くても、自分の好きではない仕事をするよりは、やっぱり自分が好きなことをした方が楽しいですよね。

長年会社勤めをしていると、プログラマを続けるかどうかといった岐路に立たされることがあるでしょう。その時自分が続けるかどうかを考える前に、まずは自分がどれだけプログラミングのことが好きかということを考えるのがよいのではないでしょうか。

「プログラマ35歳定年説」というのがありますが、あれはウソ（断言）です。自分が好きである限り、仕事をすればするほど経験値が上がり、より優れた技術者になっていくはずです。記憶力や柔軟性は衰えていくとしても、今までの経験がちゃんとカバーしてくれます。

ただ、人間年とともに考え方も変わっていきます。時にはプログラマのままでいいのかと悩むこともあるかもしれない。それ以外の様々な要因から、自分のこれからについて考えることは多くあるでしょう。そう考えた時、自分がどれだけプログラミングが好きか、ということが生きてくるのだと思います。