NDS開発環境devkitProをセットアップする
前回は個別にバイナリをダウンロードして開発環境を構築していましたが、今回はdevkitProのUpdater(現在のバージョンは1.4.4)を使ってみました。必要なアーカイブをまとめてダウンロードしてセットアップしてくれるのでお手軽。バージョンアップも対応してくれるっぽい。最初からこっちを使えばよかったよ(笑)
Updaterを起動したらNDSに関連しそうなコンポーネントをチェックしてセットアップ終了。PSPの環境とか入っちゃうけど、たぶんそのまま進むだけでも大丈夫。
セットアップが必要な環境変数を設定してくれるんだけど、個別に環境を設定したい私は設定を削除し、自前のバッチで。:)
set DEVKITPRO=/c/devkitPro set DEVKITARM=%DEVKITPRO%/devkitARM path C:\devkitPro\msys\bin;%path% path %path%;C:\devkitPro\devkitARM\bin
あとはサンプルのディレクトリでmakeを実行すれば、実行ファイルの出来上がり。エミュレータに読ませるか、実機へ転送すれば動くはずです。
エミュレータはid:akkera102さんオススメのNo$gbaを使いました。何年か前エミュレータを使った時はけっこう実機と動きが違った気がするけど、最近は完成度が上がったようですね。
とりあえずエミュレータで動かした後、microSDに転送してR4経由で動かしてみました。あまりのお手軽さに感動。PassMeとGBAカートリッジ経由で実行していた頃とは雲泥の差です。標準でラウンチャーもついてるから、いろいろ実験したり出来そう。
まずはサンプルコードとハードウェアスペックの勉強からしなくちゃ。けっこうライブラリも充実してるみたいだけど、PCのアプリほど気軽にはかけないはず。:)
せっかくだから、dswifiも使ってみたいな。Berkeley socketが使えるみたいだけど、初期化とかarn7側の処理がよく分からない。それらしきサンプルを探してみるしかないのかな。
今日はそんなところで。
そうそう。devkitPro版GBAファイラーはまだJPEG処理が出来ていません。それらしきところをいじってみたけど変化ないので、マジメにロジックを追わないとダメなよーです。やっぱ人のコードを適当に持ってきちゃいかんですね。^^;