プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

W-ZERO3: WS003SHからWS011SHへの機種変は正解だったの?


Advanced/W-ZERO3[es](以降アドエス)をしばらく使ってみた感想を書いてみました。おそらくこういったものは既にウェブなどで多く公開されていると思いますが、まあこんなものもあるよ、ぐらいな感じでご笑覧いただけると嬉しいです。


なお、文中WS003SHとあるのは先日まで使用していた初代W-ZERO3のことを示しています。

アドエスを使ってみて

全体の印象


持ってみた最初の印象は「軽い」。最近の携帯と比べればちょっと大きめだけど、yasuho的には普通の携帯という感覚。


動作も軽快で早いのは、CPUの性能向上に加え、RAMが倍増になったことも大きいのだろう。使っていてストレスはない。


液晶はきれい。WS003SHと比べて小さい文字などは見づらいので、大きめのフォントを使っている。


ちなみに写真では黒っぽく見えるけど、実際には濃い茶色という印象。これから買うという方は実物もしくはモックアップを見た方がいいと思う。


Xcrawlはyasuhoの場合、入力ミスが多発したので使用していない。慣れが必要なのかな。


リセットが手元でできるようになったのはいい。これでもう裏蓋を開けなくて済むからね。:)

入力


キーボードはWS003SHよりは打ちづらいけど、キーの幅があるので、それほど打ちづらくない。並びがパソコンのキー配列に近くなったので、慣れればわりと快適かもしれない。数字はテンキーで代用可能だけど、個人的には使わない感じ。


テンキーによる文字入力は縦のまま使いたい人には便利そう。ぼくはキーボード開いちゃうけどね。


使用頻度の高かったソフトキーがなくなったのはちょっと不便。WindowsキーとOKキーで代用可能だが、できればクリアと文字に割り当てたい。


ATOKは今のところ面倒なだけだけど、学習していけば快適になるのかな。使用頻度の高かったCtrl+TとCtrl+Iに相当するキーが欲しい。


そうそう。半角/全角が1キーで切り替え可能になったのはとても嬉しいです。


スタイラスは基本的に使わない人なので、ストラップにつけられる小型のタイプは好み。なくしそうだけどね。

バッテリー


まだ使い始めて間もないけど、バッテリーの持ちはWS003SHより持つ感じ。キーボードバックライトが完全に消灯できるようになったのが嬉しい。欲を言えば夜間は点灯するオプションがあったらよかったけど、特に不便はない。

Windows Mobile 6


購入前はちょっと不安があったけど、Windows Mobile 5と大きく違うところは見あたらない。導入したアプリも問題ないが、そのうち動かないものも出てくるかも!?


メイル送信時などに自動接続するオプションがActiveSyncになったことで、送信以外の機能、たとえばメッセージのダウンロード時をメールで選択すると即座に自動接続されてしまう。この機能はやはりアプリごとに設定できて欲しいと思う。

通信


W-SIMネットインデックスのRX420INが同梱されていた。上のフタを開けるだけで簡単に取り出せる。SIMの抜き差しをしたい人は嬉しいかも。


W-SIMはRX420AL(赤耳)からRX420IN(青耳)に変わったけど、パフォーマンスの点では変化は感じられない。本体の速度アップによりレスポンスは早くなっているので、トータルでは早い。


まだ遭遇できてないけど、通信中も着信できるようになったことは嬉しい。あまり電話はしないとはいえ、WS003SHではこまめに通信を切るクセがついていたから。

で、結論としては


まだ使い始めて一週間程度ですが、個人的にはかなり満足しています。最大の利点はやはり軽さとレスポンスの良さでしょうか。安定度もWS003SHと比べてかなり上がった感覚があります。前の機種に大きな不満があったわけではないですが、機種変したことの後悔はありません。


正直WS003SHもかなり理想に近かったので、多くの面で改善点の見られるアドエスは現時点ではベストだと思っています。ある程度ソフトで欠点を補えるとはいえ、キーボードなどハード面でのインタフェースはどうしようもない。そういう意味で、アドエスはバランスがよい端末だと思います。


WS003SH同様、長く使っていきたいと思います。少なくとも2年は壊れないでね。:)