期待以上だったVAIO X!
店頭で触ってみたりして、何となく感覚はつかんでいたつもりだったんだけど、実際に使ってみたら、これは想像以上でした!モバイラーなら、きっと気に入ると思います。
SONY VAIO Xシリーズ X119 11.1インチ Win7HomePremium 32bit Office ブラック VPCX119KJ/B
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2009/10/22
- メディア: Personal Computers
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今までLet's Note T4を使ってきました。大きな不満はなかったんだけど、さすがに5年前のPCということと、そろそろもっと軽量なノートが欲しいなあ、と思い、新しい機種を探し始める。
モバイル向けノートはいろいろあったんだけど、yasuho的にはキーボードの使いやすさとバッテリー持続時間が重要なので、いろいろ選んでいくとVAIO Xになった。もちろんカスタマイズできるSony Styleで注文。
実は注文してしばらくした後に、LOOX Uが発表され「こっちも良かったかな」と思ったんだけど、実際に物が届いてみて触ってみたら、全然後悔する必要はなかったことが判明。:)
まあVAIO Xのレビューは既にネット上にいっぱいあると思うので、ここではyasuho的なポイントだけ書いていきましょう。
まずは選んだ構成から
オプション | 選択肢 |
---|---|
OS | Windows 7 Professional |
カラー | ブラック |
プロセッサー | Atom Z550 (2 GHz) |
ストレージ | SSD 256GB |
WiMax | なし |
Bluetooth | 搭載 |
キーボード | 英語配列 |
バッテリー | Lバッテリー |
プロセッサーは最速のZ550で。バッテリーの持ちも考えたけど、まあそれほど変わらないかなと。
ストレージはどうせ足りなくなるのだからと、最大容量を選択。バッテリーの持ちもそれほど影響なさそうだったし。
WiMaxはちょっと欲しかったんだけど、これを選ぶと3GとGPSが搭載できなくなってしまうので、今回は無しを選択。どちらも使うかどうかは分からないんだけど(笑)
キーボードはもちろん英語配列を選択。久々にノートPCで日本語キーボード以外を選べた!結果はもちろん大満足。
バッテリーはLバッテリーのみにした。それにしてもなぜS+LもしくはL+Lの組み合わせがないんだろう。需要ないのかな。
VAIO Xは人気があるようで、納期は一ヶ月ぐらいかな。
まずは持ってみて驚いた!
780gというのは想像以上に軽い!重さのわりに幅が広いので、余計軽く感じるのかもしれない。最初あまりにも軽いので、バッテリーはどこか探してしまったよ(笑)これならXバッテリーでもいいかもと思ってしまったぐらい。
Let's Noteも持ち歩くのがつらいと言うほどではなかったんだけど、これは本当に持ち歩く気にさせる重量だと思う。薄さやEthernet端子が開くギミックなどが、いかにもソニーらしいよね。
ちなみに私は気にならないけど、ブラックだと指紋のあとなどが目立つ。それを見越してか、ちゃんとクリーナーが付属しているんだけど、気にする人はブラック系は避けた方がいいかも。
使ってみて、Atomとは思えないパフォーマンスに驚く
もちろんZ550と、Atomとしては高速なプロセッサーを積んでいるんだけど、それでも体感的に早く感じるのは、やはりSSDによるところが大きいように思う。実際WindowsエクスペリエンスインデックスのHDDの値は6.4とずば抜けている。
アプリをいくつかインストールし、ちょっと使ってみたが、通常使用には全く支障がない感じ。もっとも使い始めたばかりなので、しばらくしたら分からないけれど。
ファンはとても静かで、CPUを回しているとちょっと音がしているかな、と感じるぐらいで気にならない。すごく静かなところでは音を感じるだろうけど。もちろんSSDなのでハードディスクのガリガリ音はしないw
ディスプレイは1366x768と広いけれど
やはり11インチにWXGAは文字が小さく、そろそろ近くを見るのがつらくなってきたオジサンのyasuhoにはちょっときつい。しかし、VAIO PやLOOX Uなどのミニノートほどつらくはなく、慣れれば何とかなるレベルと感じた。
LCDはちょっと明るすぎる感じがしたので、若干暗くして使っているが、普通は最大輝度でいいと思う。
さて、問題のキーボードは
英語配列は届いてみるまで分からなかったけど、やはりこの配列はいい。スッキリした印象になるだけでなく、キーの数が少ないことで全体的に広く感じることがいいのだと思う。
タッチは軽い感じ。押したつもりで押せなかったということはないが、ストロークが非常に浅いので、押す感覚になれる必要があると思う。キーピッチは16mmとそれほど狭くないが、同じクラスのPCに比べてキーそのものが小さいので、若干とまどう。すぐに慣れるレベルだと思うが、この辺は好みがあると思うので、購入の前には実際にキーをさわってみることをオススメする。
チルトスタンドは一応ついているのだが、傾斜はそれほどないので、基本的に平面でキーを叩いている感覚になる。そういう意味でXバッテリーをつけた方が入力時のバランスはいいかも。
あと地味なところだがFnキーがカーソルキーの横にも付いているところが好印象。これがあると片手でスクロールが出来て便利。「開発者分かってるな」と一人で感心してみたり。
タッチパッドはまあ普通かな。個人的にはスクロール機能はあまり好きじゃないので適用範囲を思いっきり狭くした。
バッテリー持続時間は
まだ使い始めたばかりで正直どのぐらい持つかはまだ分からないが、感覚的にはLバッテリーで5-6時間ぐらいだろうか。使い方にもよると思うが、丸一日はちょっときついかもしれない。それ以上を望むならXバッテリーもしくは予備バッテリーを用意する必要があるかと。
パワーマネージメントはかなり細かいところまで設定できるので、チューニング次第でバッテリー持続時間を伸ばす工夫はしやすいと思った。
ちなみにLet's Noteではバッテリーの耐久性を上げるために80%ぐらいまでで充電をやめるモードがあったのだが、VAIOにはないのだろうか。いつも100%フル充電される。それとも、満充電しないってのはもう昔の話!?
ざっと使った感じはこんなところでしょうか
総合すると、個人的には大満足のモバイルPCです。PCでこんなにワクワクしたのって久しぶりだ。
これを設計した人はきっとモバイル好きなんだと思う。小さくとどうしても妥協せざるを得ない部分が出てくるんだけど、どこを捨ててどこを捨てないかのポイントがいい気がする。
もう長いことPCを持ち歩いてなかったんだけど、しばらくこの子を持って歩こうかな♪
[2010/2/5] キーレイアウト写真を追加。