プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

コード・シンプリシティ - インプレッション

Kindleで初めて読んだ本です。Ebook only.

O'Reilly Japan - コード・シンプリシティ

この本は

ソフトウェアはどうデザインされるべきか、という観点で書かれた本。

「簡潔なデザイン」というのは、一見簡単そうで、実はソフトウェアで一番難しいことだと思う。誰もが分かっていそうで、実は分かっていないのが「誰にでも直感的に使えるインタフェース」だったりします。さらに、難しいことをあたかも簡単に実装しているソフトウェアは、さらに難しいです。

ですが、それこそがソフトウェアエンジニアが目指すところなのではないかと思います。そうなるためには、何を心がけるべきか、というのがこの本のキモ、かな。

ただ、特定の処理系やプラットフォームに依存しないように書かれているため、具体例に乏しく、ちょっと分かりづらい表現があるところはデメリットに感じたな。

内容には関係ないんだけど

mobiフォーマットのファイルをkindleで見ると、フォントが異様に小さいです。他のオライリーebookではそんなことなさそうなので、この本に限ったことかな。

確認して頂けると嬉しいです>オライリー・ジャパン様 :)