プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

どうやって学ぶかの前に、どうやって学習を継続できるか考えるといいよ

これだけ勉強も熱心にやってくれたらねえ。

先日息子がLEGOに夢中になっている時にヨメさんが言った言葉。

母親に何度このセリフを言われたことだろう

ぼくは学校の勉強がキライだった。なぜキライだったかと言うと、勉強をする意義が見いだせなかったからだったように思う。将来役に立つであろうことは何となく分かっていたし、面白いものもあったけど、具体的にどう役立つのか分からない学習を継続することは苦痛だった。

その反面、好きなことは夢中になってやった。小学生の頃は理科が大好きで、様々な昆虫や小動物を観察したり、百科事典を読みまくっていた。中学生の頃は電子回路にハマった。高校の時にプログラミングにハマり、現在に至る(笑)

自分の好きなことに対する熱意と他の教科に対する姿勢のギャップがとても激しかったので、それを見た母親がぼくに言ったわけだ。「これだけ勉強も熱心にやってくれたらねえ」と。

ちなみに「いや、普通興味がなくたって勉強するだろう」という方は、この先は読まなくてオッケーです^^;

なんでこんなこと書いてるのかと言うと

先日こんな記事を読んだからなのです。

 「プログラミングを短期間で習得したい!」という初心者の方も多いのではないでしょうか。プログラミングを短期間で修得するためには、環境や時間などの条件も必要ですし、やり方もかなり重要になります。ここでは、初心者の方が短期間でプログラミングできるようになる勉強法を紹介していきます。

プログラミング初心者が短いステップで成長していくためのオススメの勉強法は「短期集中→継続」 | U-NOTE【ユーノート】

書いてある内容には同意する。ぼくもたぶんこんな風に学ぶだろう。けど、その前に、そもそも学習するモチベーションがあるかどうかが一番大切なんじゃないかと思ったんだ。

プログラミングに限らないけど

プログラミング技術を身につけようと思ったら、学習を継続することが必要だ。大体できるようになったと思って学習をやめてしまった瞬間から、能力はどんどん衰えていく。特にコンピュータ業界は変化が激しいので、新しい技術を貪欲に吸収し続けていかなくちゃならない。5年前に学んだことが今じゃ使いどころがない、なんてことも珍しくない。

実践も大事だ。本を読んでその通りのプログラムが出来るようになることは、ほんの入口にすぎない。いろんなことを試したり、多くのプログラムを作って初めてそれなりのものが作れるようになる。野球の本を読んだからって、すぐ上手にプレイできるわけないもんね。

継続して学ぶためには、何らかのモチベーションが必要なんだと思う。「将来何かの役に立つから」とか「就職に有利になるから」だと、続けるのはキツイんじゃないかな。

モチベーションを保つには

成功体験を継続させることが必要なんだと思う。自分で何か小さな目標を決めて、それが出来たら次の目標を決める。目標を達成したことの喜びが学習を継続するモチベーションになるんじゃないかな。

もしドラクエが単調な作業の繰り返しだったら、途中でやめちゃうと思う。レベルが上がって強くなったり、謎を解いてアイテムを見つけたり、強いボスを倒したり。しんどい中にもそんな喜びがあるから、ゲームをエンディングまで続けられるんだよね。

自分が作ったプログラムが思い通りに動くって、すごく嬉しいんだ。最初は画面に文字を出すだけでも嬉しいと思う。そんな小さな喜びを積み重ねていくことで、きっと気がついたらプログラムが自由自在に組めるようになってるよ。

ところで

どうやら息子も興味があることとないことのギャップが激しいようだ。半分DNA入ってるからねえ^^;