プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

青春のオールナイトニッポン


とある雑誌でこんなものを発見。
その昔BCLにハマり、こんなラジオで夜中親に見つからないようにオールナイトニッポンを聞いていた私としてはメチャメチャ欲しい!!!


これはぜひゲットしたい!と思い、コンビニをまわったり、ネットショップを見ても、全然売ってない。ToT
今年の4月頃コンビニで売られてたのかあ。
こんな感じで売られていたということは、ヤフオクとかそんなところで手に入れるしかないのかな。
そこまでして手に入れるほどのものとは思えないし。うーむ、残念。


その昔、学研の科学の付録に付いていたダイオードラジオを組み立て、音が鳴った時の感動が忘れらなかった私は、その後BCLの世界へ。
将来は電子回路を設計する技術者になりたいと思い、工業高校へ進学。
現場でラジオを組み立てる自分の姿を思い浮かべていたものである。


ところがそこには大きな誤算があった。
電子工学の世界、それはほとんど数学の世界だったのである。
数学が苦手だった私はあっという間に落ちこぼれてしまう。
#ていうか、目指す前にそのぐらい調べとけ >私


(次章に続く)



マイコンと私


そんな時、高校の友達に秋葉原へ誘われた。
彼曰く、秋葉原にはマイコンショップなるものがあり、一日中コンピューターで遊べるのだという。
そこは東芝のお店で、TK-80によく似たEX-80というマイコンを自由に使うことができた。
いわゆるTiny BASICというやつがのっていて、スタートレックなんかがロードされていた。
#今から考えると、一日中遊べるなんて、のどかな時代ですな


まあマイコンといっても最初はゲーム専用マシンって感じで。
友達と一緒に案の定スタートレックにハマってしまう。
朝10時の開店から夕方6時に閉店するまでお昼も食べずに遊びまくっていた。
いやー、昔は若かったのう。


そんなある日、ふとお店に魚雷戦ゲームなるもののプログラムリスト(BASIC)を見つける。
何百ラインもあるスタートレックと違って、こっちは2ページぐらい。
これなら自分でもマイコンに入力して遊べそうだな、と思って、入力を始めた。
その友達にBASICの入力方法を聞いてね。(NewとListとRunを教えてもらったのかな)


そのプログラムはたしか動かすことができなかったと思う。
でも、動かせなくても、リストを打ち込んでいくうち、それが何かが見えてくる。
店にはBASICマニュアルもあったので、分からない単語は調べれば何となく分かった。
そうか、スタートレックはこうやって動いていたのか。
そこには今まで味わったことのない感動と達成感があった。


そこからはもう、どんどんのめりこんでいった。
かなり飽きっぽい私が何十年も続けていられるってことは、たぶん一生飽きないんだろうな。
もっと面白いものが見つからない限り。


以上、おじさんの昔話でした。:)