プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

個性や変わらない私だと、進んでいけない


最近気に入って見てる日本テレビの世界一受けたい授業


5時限目を担当された養老孟司先生の言葉が印象に残った。

今、「本当の自分」という言葉が流行っています。
その「個性のある私」「変わらない私」というのを価値があるとしてしまうと、進んでいかないんです。


社会の中で自分というものを持って、あの人はこういう人、とみんながそれを信じるというのは、非常に大事なことなんですが、それだけではいけません。
「変わらない私」がいたって未来はないんです。


ぼくの場合、自分のことを個性があると言っているわけではなくて、自分が好きなことをずっとやり続けているだけなんだけど、これって実は進歩がないってことなんだろうか、って今日思った。


ぼくは自分がこういうことが好きなんだということを、ストレートに人にアピールするタイプ。
まわりの人にとっても「ああ、あの人はこういうのが好きで、こういうのが嫌いなんだ」ということが非常に分かりやすいらしい。
ぼくが今でも自分が好きな仕事や趣味ができているのも、この分かりやすいということが影響しているように思う。


けど、それは自分にとって心地よい反面、それ以外のことにチャレンジする未知を拒絶しているってことなのかもしれない。

1年経つと、自分の体の成分の9割以上が入れ替わるんです。
変わらない自分がいると思っているからこのことも思いもよらないんです。


未来というのは外にあるというふうに思わないで下さい。
未来は自分の中にあるんです。


これ、面白いね。
自分は変わらないと思っていても、体の組織は1年でほぼ入れ替わっちゃうんだ。
自分が変われないのではなくて、自分が変わりたいと信じる気持ちの方が大事なのかも。


かと言って、今の自分を変えたいとは思わないんだけどね。
自分が好きなことを極めていくうち、まわりが変わっていけばいいな、って思うのは、都合のいい話かしら。^^;