W-ZERO3: CEのエミュレータが動かない時の対処方法
eMbedded VC++ 4.0 (eVC++ 4.0) のエミュレータが動かない時は、boot.iniファイルの/PAEもしくは/NoExecuteを削除し、/Executeを追加しよう。
エミュレータが動かなくなった
新しいノートPC (Let's Note T4) を購入したので、さっそくeVC++ 4.0をインストール。T2ではすんなり出来ていたので、今回も問題ないと思っていた。
が、インストールしてみると「エミュレータがシステムを不安定にするので、ドライバのロードを禁止した」とのメッセージが!当然エミュレータは動かない。Pocket PC 2003 SE用のエミュレータをインストールしても結果は同じ。
KBに情報が
ここまで来た人は原因をつかめていると思うが、実はエラーのPopupをクリックすると、この問題の対処方法が書かれたMicrosoftのKBへのリンクが現れる。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;883989
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;891667
詳しくは上記サイトを見てもらえれば分かるが、PAEモードをサポートしたコンピュータではCEエミュレータは動かないので、PAEモードを抑止する必要がある、とのこと。
PAEモードを抑止するには、Cドライブのルートにあるboot.iniを編集。ファイル内に/PAEもしくは/NoExecuteがある場合はそれを削除し、/Executeを追加。PCをリブート後、エミュレータが使えるようになった。
つまり
4GB以上のメモリを積んでいるPCの場合、この回避方法は使えない、ってことだね。もっとも、ぼくはT4はもちろん、そんなPCは持ってないけど。:b
そろそろVisual Studio 2005を買った方がいいだろうか(汗)