そのUMPC,欲しい!?
富士通は5月16日、Ultra Mobile PC(UMPC)「FMV-U8240」を6月中旬に発売すると発表した。回転式液晶ディスプレイを備え、通常のノートPCスタイルとタブレットスタイルを切り替えて使えるコンバーチブル型としては世界最小という。
富士通のUMPCは世界最小コンバーチブル型 - ITmedia ニュース
おお、これはなかなか魅力的なスペックのノート。いや、UMPCか。往年のウルトラマンPCを思い出された方も多いのでは。:)
近年モバイルノートは完成度も上がり、性能差も少なくなってきました。逆に「尖った」マシンも少なくなってきたことも事実。いえ、正確にはいろいろ出ているのだけど、ぼくの好みにあうようなPCがあまりない、というところかな。
yasuhoは小さいコンピュータが大好き。今までも多くのノートPCを使ってきました。これまでに使ってきたノートを列挙してみると、こんな感じ。
- IBM ThinkPad 220
- DEC HiNote Ultra
- DEC HiNote Ultra II
- IBM ThinkPad 240
- Panasonic Let's note T2
- Panasonic Let's note T4
最近はT4で満足してしまって、新しいモバイルPCを見ても「ふーん」な感じで、あまり興味を持てなくなってしまった。W-ZERO3を購入以来、ノートを持ち歩かなくなってしまったことも大きいかもしれない。UMPC発表時はちょっと興味を引かれたけど、ちょっとyasuhoの好みじゃなかった。
モバイルPCは何らかの割り切りが必要なものだと思う。ぼくがモバイルPCに求めるものは:
- 打ちやすいキーボード
- 長時間動作するバッテリー
- 持ち運びが楽な軽量化
なのです。後は割り切れる範囲。そういう観点で見ると、このUMPCは打ちやすそうなキーボードに、第四両なら8時間持つバッテリーを備えている。なんと言っても580gという軽さとコンパクトさは、ぼくの嗜好にかなりハマるPCですね。
3年前なら間違いなく購入していたと思う。でも今はW-ZERO3がある。メイルやWebならたいていこれで間に合ってしまう。いつでも使える通信機能も重要。PCである意味は大きいんだけど、ぼくの利用環境でこれを活用するシチュエーションがどのくらいあるだろうか。W-SIMスロットがあったりするとなかなか面白いんだけど。:)
小さなコンピュータが好きなぼくはこんなPCが増えるのは大歓迎。でも今は競合するものが多いことも事実。世界最小のPCだとしても、何か特色を出さないといけない時代になってきたんだと思う。モバイルの選択肢が増えてきたことは幸せなことなのかなあ。
あなたはどう?そのUMPC,欲しい!?