blogを書くということ
普段blogを書いている人として、ちょっと興味を引かれた記事。
http://c-kom.homeip.net/review/blog/archives/2006/01/post_245.html
個人的には別にはてなブックマークだけが特別なわけじゃないと思う。2chであれweb siteであれ、リンクを張ってコメントを書いていることは多くあるから。
ぼくもそうだけど、blogに限らずwebサイトなどでインターネットに何らかのデータを公開している人にとっては、批判や中傷をあらかじめ覚悟してるんじゃないかと思う。それが多くの人に読まれるにつれ増えていくということは、bloggerやsite administratorなんかは身をもって感じてるはず。
自分にとっては何でもない意見でも、他の人にとってはすごく腹立たしいことかもしれない。面と向かって話してたって誤解されることはあるのだから、文字がメインの表現方法じゃ、言葉足らずになりがちだし。見る人が増えれば認識や見解が違ってくるのは当たり前。
一度webサーバにアップロードされたデータは、すぐにgoogleにキャッシュされる。誰かにコピーされてたりするかもしれない。逆にデータを消すことで、かえって批判を強めたりすることだってある。
そういう意味で、ネットって怖いところだとは思う。
んじゃ、なぜみんなはblogを書いたりweb siteを更新したりするんだろう。
人によってその理由は様々だと思うけど、ぼくの理由は自分を表現できる場だから。
blogを書き始めた時に書いた「文章の練習」や、文章を書くのが好き、ってのもあるんだけど、主な理由は「自分はこういう人です」って、みんなに見て欲しいからなんだ、って最近気がついたんだよね。
他人のblogを読む理由って何だろう。興味ある情報の収集源、面白いコラム、他人の日記をこっそり見るみたいなわくわく感。これも人によって理由は様々だと思うけど、やっぱり書いている「人間」を見ている、ってことじゃないかな。嫌いな人や気に入らない文章のblogはやっぱり読まないでしょ!?
手に入れたデジタル小物の批評をする、最近目にしたニュースで思ったこと、自分が好きなこと、嫌いなこと、などなど。それらは突き詰めていけば自分の表現で、それはぼくそのものの姿なんだと思う。そして、少なからずそれに興味を持ってくれる人へのメッセージ。そういうことじゃないかと思います。
自分は誰にでも好かれる人間じゃないです。むしろクセのある、取っつきにくい人。だから、「くだらないこと書いてるな」とか批判・中傷は、むしろ他のblogより多いと思います。幸いあまり批判されたことはないですけど。
逆に批判や意見は歓迎します。そりゃ批判されたら喜ぶよりへこむでしょうけどね。
そんな想いでこのblogを書いてます。
こんなぼくですが、どうかみなさん、今年もよろしく。