プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

CASIOポケコンVX-4を使ってみた


というわけで、先日購入したCASIOのポケコンVX-4をしばらく使ってみた。

ポケコンと言えば


1行24桁のみ。それも1424ステップ*1しか扱えないSHARPのPC-1211しか使ったことのないyasuhoから見ると、これはとてもゴージャスな印象。32桁x4行の広い画面に、CASLC言語も扱えるとあっては、正直もうポケコンじゃないかも、と思えてしまう。


しかしBASICを少し使ってみると、昔の感覚が蘇ってくるのを感じる。機能や性能は高いとはいえ、これはやっぱりポケコンなのだ。先日の動画じゃないけど、少ないメモリと小さな画面の向こうにマイコンの夢を見た、あのポケコンなのだ。


キーボードについてはクリック感が少なく、押したつもりで押せなかったりするんだけど、個体差もあるのかな。スクリーンエディタはわりと使いやすい。これなら電車の中でも何とか書けそう。

細かいところはいろいろあるけれど


これを使うことの最大のメリットは何と言っても


いつでもどこでもプログラミングが出来る


ということに尽きる。他にも機能はあるけれど、やはりこれはプログラミングを楽しむ機械なんだ。使ってみると分かるけど、これにはいかにプログラム作成を楽にできるか。そんなプログラマへの愛情がこもっている。だからyasuhoは使っていて楽しいんだ、きっと。

そうか


プログラム用に使えるメモリは3.5KBしかないのか。まあチマチマ遊ぶ分には十分かな。:)


機械語は隠し命令で実行できるらしい。クロスアセンブラを公開されている方もいらっしゃる。すごいなあ。


グラフィックもやはり隠し命令で操作できるんですって。


参考: HD61700 SPIRITS


まあまずはゆっくりとBASICでも。CASLC言語はまだ使ったことがありません。:b

ある友人が言った


「これって単なるノスタルジーじゃね!?」と。


たしかに購入動機は懐古だったさ。「今時ネットも出来ない、メモリも少ない非力なマシンなんて何に使うの!?」友人は続ける。うん、そうだよね。


でもね。ちょっと使ってみてよ、これ。起動に1秒もかからない。普通の家電みたいに、いつでも電源を気軽に切れる。いつ交換したか分からない電池。気軽に持ち運べる軽さ*2。などなど。


VAIO type Pもいいけど、こんなのも楽しいよ。いや、type Pは欲しいんだけどさ。:)

今は


電車の中でプログラム書いてます。まわりの人からはどんな風に見られているかは分かりませんが、たぶん奇異な目で見られているはず。もしそんな人を見かけても、いじめないでね(笑)

これから


とりあえずPCと通信できないと、どうしようもないので、今週末あたりアキバへ行ってこようかな。これならはんだ付けの苦手なyasuhoでも何とかなるかも。


参考: sate-o ポケコン - CASIO VX-4とPC接続

そんなところです


続きます。

*1:BASICの1命令を1ステップとして換算

*2:VX-4はちょっと大きいけど、それでもNintendoDSぐらいかな