プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

どのプログラミング言語がオススメ?


はてなブックマークで見つけた記事。


http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20010627/2/

プログラミングの入門者,次のプログラミング言語に何を選ぶべきか迷っている他の読者向けに,オススメの言語を「皆様の評価」としてぜひ書き込んでいただけないだろうか。


オススメの言語、ですかあ。
言語なんて好きなものを使えばいいと思うけど。
なんて書くと、ミもフタもないかな。:)


言語、いわゆる処理系って、時代によって流行りすたりがあるんだよね。
髪型やスタイルが時代によって変化するみたいなもんかな。


コンピュータのハードウェアやソフトウェア環境も、日々変わっていく。
一つのものが未来永劫続くことがないことは、この業界の人なら誰もが知っていること。
何が次に流行るのか、主流になるのか。
それはきっと誰にも分からない。
例えそれがビルゲイツやスティーブジョブズであってもね。


どんな言語を学べば将来役に立つのか。
そうじゃなくて、その言語から何を学ぶか、ということが重要じゃないかと思う。


全てにおいて万能な言語。あらゆる面において、他のものより優れている言語。
そういう言語は、今も、そしてこれからも存在しないんじゃないかな。
プログラミング言語には、それぞれ特徴や向き・不向きがある。
簡単に試せるもの。パフォーマンスに優れたもの。特定の処理系に強いもの。などなど。


プログラムの本質。すなわち、データが中心であり、そのデータを処理するための一連の指示書。
コンピュータがフォンノイマン型である限り、その部分はどの言語も変わらない。
言語の違いは、必ずある言語の経験を元に、よりよいものへと進化させた結果なのだと思う。


言語を学ぶというのは、この言語の思想を理解し、言語の持つ能力を最大限に引き出せるようにする、ということではないだろうか。
プログラミングの楽しさは、どの言語でも学べる。
次のステップは、その言語がどういう思想で作られ、どのようなシーンで役立つのかを理解する。


それが出来れば、どの言語を学んでもいいのではないかと思う。
将来どんな言語が出てきても、対処できるようになるはず。
そして、あるプログラムを作ろうと思った時、その処理のためにはどの言語が向いているか、すぐに分かるようになれば最高だね。


ぼくはというと、どうも長年慣れ親しんで気に入った言語を使ってばかりいるね。
それを使うかどうかは別として、いろいろ試してみる努力が必要かな。
なかなかしようとしないのは、うーん、やっぱもう歳かな。^^;;