産まれたばかりのコンピュータ
コンピュータとそのソフトウェアはまだまだ発展途上にあります。ぼくらはそんな混沌とした時代に生きているんですね。
ENIAC60歳
スラドにて、先日の2/15がENIAC完成から60周年であったことを知った。
ENIACを始めて見たのは3年近く前に上野のテレビゲームとデジタル科学展だった。ENIACに使われた真空管だけだったけど、世界最初のコンピュータということで、ちょっとした感慨があったなあ。
この記事を見て思ったことは、「まだコンピュータが産まれて60年しか経ってないんだ」ってことだった。ぼくはコンピュータに始めて触れてから24年ぐらいになるんだけれど、その倍ぐらいの歴史しかないんだから、ソフトウェアの歴史も短いってことだよね。
まだまだ歴史の浅い世界
前述の展示会を見に行った時、コンピュータって、そんなに変わってないと思った。けど、まだ60年という時間を考えると、逆にこれだけの時間でここまで成長したことは驚くべきことなのかもしれないね。
ソフトウェアも同様に、まだ半世紀ぐらいの歴史しかない。マイコンBASICで遊んでた時期から、まだ20年ぐらいしかたってない。100年ぐらいたったら、どんなプログラミング言語を使ってるんだろう。非効率的なプログラミング作業は改善されているだろうか。その時代を見ることが出来ないのは、ちょっと悔しい。
100年後の人が現在のコンピュータやソフトウェアを見たら、どう思うだろうね。「こんな原始的なものを使ってたんだ」って言うのかな。今のぼくらがソロバンや計算尺を見る感覚かなあ。
将来に残したいもの
ぼくは歴史に名を残せるようなすごい物は作れない。でも、もしぼくの作ったソフトウェアやこのBlogなんかを未来の人が見ることがあったなら、「こういうことをしていた人がいたんだ」って思えるような、そんな仕事を将来に残したいね。