W-ZERO3: 終了させたくないアプリは内蔵メモリに

W-ZERO3でエディタ等途中で終了されては困るアプリはminiSDに置かず、内蔵メモリに置くとよいようです。miniSDに配置されていると、突然終了してしまうことがあります。

突然アプリが終了してしまう

W-ZERO3で各種アプリを使用していると、なぜかアプリが終了させられていることがあります。それもかなりの頻度で発生するのです。ブラウザやファイラのように途中で終了してもそれほど実害がないアプリはよいのですが、エディタなどで編集中に終了してしまうと、けっこう悲しいものがあります。

始めは拙作TinyPadの問題なのかと思ったのですが、他のアプリでも同じ問題が発生します。デバッグ用のコードなどを入れて見たのですが、WM_DESTROYがアプリへ通知されることなく終了しているようです。

この現象は、アプリを複数起動して、切り替えながら通信をしたりしていると発生しやすいようなのですが、確実な再現方法は分かりません。ただ、私のW-ZERO3ではかなりの頻度で発生するので、ちょっと困っていました。

miniSDから内蔵メモリへ

いろいろと試してみたところ、この問題は、どうも以下のような状況下で発生しやすいようでした。

1. 通信中にアプリ切り替えをすると発生しやすい
2. アプリがActivateされている途中で終了することがある
3. サスペンドから復帰するとアプリが終了している
4. 内蔵アプリでは発生しない

これらの現象から推測するに、アプリがminiSDからのロード中に何らかのエラーが発生し、強制終了しているのではないか、と思いました。（私の場合、アプリはほとんどminiSDに入れています）

そこで今までminiSDに入れていたアプリの一部を内蔵メモリへ移動させてみました。すると、miniSDに残したアプリは終了することがありましたが、内蔵メモリへ移動させたアプリが終了することはなくなりました。

情報をお待ちしています

これらは経験に基づいたものなので、実際には違う問題である可能性があります。また、利用する人の環境にも依存するのではないかと思います。ただ、もし同様の現象でお悩みの方に参考になるようでしたら、幸いです。

この問題に関して、何か情報をお持ちの方がいましたら、連絡いただけると嬉しく思います。