プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

何が向いているかじゃなく、自分の好きなプログラミング言語を使おう


どの言語を使うべきか議論になる時があります。そんな時私は自分の好きな言語を使えばいいと考えることにしています。もしかするとそれは目的に最適なものではないかとしれません。でも自分の好きな言語なら書いてて楽しいはず。プログラムを楽しく書けたら、きっと品質も上がるのではないでしょうか。

2006年プログラミング言語人気ランキング


phpspot開発日誌 - 2006年プログラミング言語人気ランキングTOP20より:


TIOBE Programming Community Index


1位のJavaは妥当なところとして、2位にC、3位にC++はちょっと意外。世の中Webアプリなんかが流行ってますが、まだまだ現場ではC/C++が多いということでしょうか。Unmanaged codeを愛する私としては(笑)この結果は嬉しいですね。


その他の言語もなかなか興味深いものがあります。私の好きなawkは26位ですか。Fortran/COBOLはともかく、AdaやPascalがけっこう上位なんですね。どのへんで使われているんでしょう。PL/Iが50位以下なのは、やはり処理系が大き過ぎるせいでしょうか。


ランキングは月間だそうで。上位はそれほど動かない気がしますが、いつまでC/C++ががばっていられるかな!?:)

私がC/C++を好きな理由


私がC/C++を好きなのは、長年使ってきて愛着があるからと思いますが、アセンブラの次にCPUに近くて見通しがいいということも大きな理由です。Cはレジスタ、メモリといったCPUのリソースを直接見ることが出来ます。ブラックボックスな部分が多い言語はストレスがたまりやすい気がします。


I/Oや割り込みといった、ハードウェアに近い位置にあることも魅力ですね。なんかコンピュータを実際に制御したいのかもしれません。一番好きなのはMMUのテーブル操作かな。


最近はデバッグ時に逆アセンブルコードを見る機会も少なくなりました。しかし、アセンブラレベルで追うと、ソースコードがない部分でもある程度推測が出来るようになります。OSのAPIやサービスなど中が見えない部分でもこういった経験は役立つことと思います。

自分の好きなプログラミング言語を使おう


どの言語が好きかは人によってそれぞれでしょう。それらは適材適所があり、どれが優れているということもありませんし、時代や環境と共に流行も変わります。このランキングはファッションのように、その時代の流行を表していると言えるでしょう。


どの言語を使うべきか議論になる時があります。そんな時私は自分の好きな言語を使えばいいと考えることにしています。もしかするとそれは目的に最適なものではないかとしれません。でも自分の好きな言語なら書いてて楽しいはず。プログラムを楽しく書けたら、きっと品質も上がるのではないでしょうか。


理想論かもしれません。現場では通用しないことが多いでしょう。けど、せっかく作るプログラム。楽しく書きたいなあと思います。