COLLECTABLE TECHNOLOGY インプレッション
80年代Cafeさんの記事を見て、思わずamazonで注文してしまいました :)
- 作者: ペペトッツォ,古谷真佐子
- 出版社/メーカー: トランスワールドジャパン
- 発売日: 2006/05
- メディア: 大型本
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一言で言えば、過去の様々なガジェットの写真集。主に昔のデバイスを扱っているんだけど、古いものばかりじゃなくて、PS2やGBAなど、わりと新しめのガジェットも掲載されてます。
著者はいわゆるコレクターのようです。オークションでの入手方法や価値についての解説が多い。掲載されたものはデザイン性に優れたものが多く、見ていて楽しい。デザインがいいものだけを選んだのかもしれないけど。
イギリスの出版を翻訳したということなのだけど、日本製品も多く扱っていて、海外本にありがちな「レトロマイコンはApple ][, PET 2001, TRS-80ばかり」ってことはないので楽しめます。
どれも荒削りなんだけど
数十年のデバイスというのは世の中を変えてやる!っていう意気込みが感じられていいですね。完成度は現代の方が上だし、いまさら古いものを使っても不便なだけなんだろうけど、温故知新というか、テクノロジーがどう進化してきたかを知るにはいいかもしれない。
何年か前にNHK Eテレの地球ドラマチックという番組で、1970-80年代だけのもので生活してみよう!っていう企画があった。出演者の感想は「まー昔のものは不便だわー」ってわけなんだけど、それでもそれなりに生活ができていたわけで、単なる慣れの問題なんだろうなって、番組を見た時に思った記憶がある。
当時のことを考えると、世の中便利になったなあ、なんて思うんだけど、テクノロジーを使ってる、というより、使われてる、って感じるようになって来た気がする。なんか、うまく表現できないんだけどね。
こういうのを懐かしがるようになるのが
歳を取るってことなのかな。若い頃は(今もそうだけど)不要な物はバンバン捨てる人だったので、古いデバイスやガジェットは数えるほどにしか残ってないです。今思えば取っておけばよかったかな。あったらあったでジャマに感じるんだろうけど :)
[2015/9/10] 文章の間違いを修正