プログラマyasuhoの隠れ家

某ソフトウェア企業に勤務するおじさんプログラマyasuhoです

短波放送を聞くことの楽しさ


先日短波がならないと言っていた、ナショナルのクーガ2200。
いろいろいじってみると、どうもスイッチ部分の接触不良のようだ。
スイッチをガチャガチャやっているうちに、なんとか聞こえるようになってきた。
あとRF GAINをMAXにするとか、BANDをNARROWにするとか、全然忘れてたな。


さっそく8-15Mhz付近をさぐってみる。
ロッドアンテナだけで、まだ昼の3時頃だったにも関わらず、BBCやモスクワ放送などが受信できた。
懐かしいなー、このチューニングの感覚。
嬉しくて、思わず嫁さんに話すが、喜んでる意味がよく分からなかったようだ。そりゃそうか。


これをいじってた頃の記憶がよみがえってきた。
なぜこれを夢中になってやっていたか、分かるような気がする。
メカをいじるのが楽しいとか、ベリカード集めとか、いろいろ理由はあるんだろうけど、一番の理由は:


何が出てくるか分からない、わくわく感


なんだと思った。


日本語放送やメジャーな海外局は、番組表を見れば分かるし、それを目指していたことも多いのだけど、短波は一種のびっくり箱みたいな感覚があるんだよね。
BCLラジオのダイヤルを回すと、10Khz単位で世界のいろいろな局を何千何万と受信できる。
そのほとんどは、どこの国のどんな言葉かも分からない。
突然民族音楽が流れてくることもしばしば。
放送されている場所を空想すると、ずっと聞いていてもあきない。


当時はチューニングダイヤルを回すだけで楽しかったなあ。
というか、今でも十分楽しいな。
しばらくBCLを楽しむことにしよう。
どこかにソニーのウェーブハンドブックもあったはずだ。


一部の接触が悪いぐらいで、基本部分はほとんど動く。
ほんと昔の機械って丈夫だなあ。
今度分解掃除でもして、きれいにしてあげようっと。